こんにちは、ユウキと申します。
ランクマッチS6お疲れ様でした。今期はポケモンHOMEでのバトルデータの実装及びレートが可視化されたため、非常にやりがいのあるシーズンだったと思います。
今期は最終30位ということで、自身の最高順位をさらに越えることができたので記録として記事を残します。並びは前シーズンと同じものを使用していたため、内容は重なっている部分も多いですがご容赦ください。
【コンセプト】
・とおせんぼう欠伸カビゴンにより強制的な欠伸展開に持ち込み、場をコントロールしながら積みポケモンを通す。
・1体1体を強力なポケモンで固め、1on1の対面を制す。
・一撃技、怯み等の要素を多く採用し、確率による上振れを狙う。
【使用構築】
※S5と中身は同じですが下記を変更しました。
・全ての技のppを最大に
・一部技配置を修正
【構築経緯】
今期は環境を変えるほどの新規参入ポケモンはいないと感じたため、自身がS5に使用していた構築を継続して使用することとした。
詳細な経緯等はこちら。
https://yuki-pokemon.hatenablog.com/entry/2020/05/02/185130
【構築詳細】
1. ドラパルト@拘り眼鏡
特性:すり抜け 性格:控えめ
実数値:163-×-95-167(252+)-96(4)-194(252)
技構成:シャドーボール/10万ボルト/大文字/流星群
・H252振りロトムへの流星群:91.7〜108.9%(乱数一発50.0%)
・H252振りアーマーガアへの大文字:96.5〜114.1%(乱数一発75.0%)
入りの構築が体感増えたため、前期よりも選出率は上がった。環境に存在するほぼ全てのポケモンに対し、等倍又は不一致抜群以上のダメージを与えられる技構成なのでどんな構築にも積極的に出していけるのが強み。
最速ドラパルトが環境に増え、準速ではミラーで負ける場面がしばしばあったため、本格的に臆病CSへの変更も視野に入れたい。
初手で投げるよりも2枠目3枠目のポケモンとして運用し、一貫した技を打つことで真価を発揮できるポケモンであった。
2. ミミッキュ@命の珠
特性:化けの皮 性格:陽気
実数値:131(4)-142(252)-100-×-125-162(252+)
技構成:じゃれつく/ゴーストダイブ/影うち/剣の舞
よほど刺さりの悪いptではない限りはほとんどの試合で選出した。アッキミミッキュが流行っていたが、素早さを削りたくなかったので最速ASで引き続き採用。
いかにこのポケモンを通すかが勝利への鍵。
3. カビゴン@食べ残し
特性:厚い脂肪 性格:腕白
実数値:257(172)-131(4)-128(252+)-×-140(76)-51(4)
技構成:地割れ/とおせんぼう/欠伸/ヒートスタンプ
H:食べ残し回復最大効率(16n+1)
B:物理耐久を極力上げるため特化
D:余り
S:無振り (30属)抜き
・HB特化ナットレイへのヒートスタンプ:55.2〜66.2%(食べ残し回復2回込みかつ2発とも最低乱数を引かない限りは落とせる)
前期と比べると明らかにメタられていたポケモン。見えない身代わり持ち・ラム持ちに幾度となく返り討ちにされた。
しかし欠伸による流し性能、よほどの攻撃でなければ一撃では落とされない耐久力、地割れによる突破力を評価し今期も採用とした。本構築では他の5体が不利対面を作らされた場合の唯一の引き先であるため、選出すれば格段にプレイングの幅が広がる。
地の耐久力がかなりあるので、適当に地割れを打ってるだけでも強かった。
4. ラプラス@弱点保険 ※キョダイ個体
特性:うるおいボディ 性格:控えめ
実数値:207(12)-×-101(4)-148(236+)-116(4)-112(252)
何故か弱点保険をあまり警戒されなくなったポケモン。普通に抜群技を打たれるので、不利対面でダイマックスを切ることで壁下でC+2ラプラスを展開すればかなり試合を有利に運べる。
S無振りを抜ける準速であるが、最近のロトムはS実数値が113以上の個体が大半であるため殆どの試合で上から動かれた。
余談ではあるがタイプ相性を知らないので、と対面したら迷わず零度を押していた。
5. ドリュウズ@気合いの襷
特性:型破り 性格:陽気
実数値:185-187(252)-80-×-86(4)-154(252+)
真っ当な手段でを突破できる唯一のポケモン。そのためピクシー入りにはほぼ選出した。スカーフやラムドリュウズが増えたので、襷が残っていればドリュミラーを制しやすくなったのは追い風。
このポケモンを使う上で大切なのは、有利対面でつのドリルを押す勇気。
6. トゲキッス@ラムの実
特性:天の恵み 性格:臆病
実数値:161(4)-×-115-172(252)-135-145(252+)
受け構築、又は入りに多く選出。
欠伸展開と相性が良く、カビゴンとセットで選出することがほとんどであった。思ったよりも怯ませてくれなかったため選出率は最下位。
オッカ持ちには放射を耐えられてジャイロボールで返り討ちにされるので、先にカビゴンのヒートスタンプでオッカを使わせてから放射を打つようにしていた。
【選出】
初手or ++@1
上記が最も多い選出であったが、相手ptによって柔軟な選出が重要。選出次第でどんな相手にも勝てるしどんな相手にも負ける。
詳細な選出パターンはS5の記事に記載。
【よく選出されるポケモンと対処法】
(特に今期多かったポケモンについて言及します)
・
体感8割程度はアシレーヌが初手に出てくるのでカビゴンを初手に投げて欠伸展開に持ち込む。カビではアシレには勝てないが、とおせんぼうからの欠伸を仕掛けることで相手のダイフェアリーを誘い、カビゴンが倒れた後にミミッキュで剣舞を積んで切り返しを狙う。
現状個体数は少ないが、身代わり持ち・渦潮滅び型がくるときついのが難点。
・
ナット入りにはカビゴンかドラパルトを初手に投げたい。通常の欠伸カビゴンはナットに有効打がないケースが大半であるため、欠伸展開に持ち込んだときにナットレイに下げてくることが多い。そのタイミングでヒートスタンプを入れれば、ほぼ2発で落とすことが可能(オッカ持ち以外)。オッカ持ちで宿り木を入れられた場合は即裏のポケモンに引き、極力回復されないよう立ち回る。
・(身代わりビルドアップ持ち)
カビゴンが起点にされるので注意が必要。
A特化でない限りは+1不意打ちをドラパは耐えるので、
(相)身代わり→(自)ドラパ引き→(相)ビルドアップ→(相)不意打ち→(自)シャドボ
で倒すムーブが多かった。
焦っていきなりドラパに引くと火炎ボールが飛んできたときに不意打ち圏内に入ってしまうので、相手の型を慎重に見極める必要がある。
その他にも色々居ますが、長くなるので今回は割愛します。
【結果】
TN:ユウキ
最終30位 / レート2144
【総括】
目標としていた最終30位以内をギリギリではありますが達成できて嬉しいです。
この環境でできるのも次のS7が最後らしいので、また頑張っていきたいと思います。