こんにちは。ユウキと申します。
レギュCが終わり一区切りついたので、S7で使用した構築を紹介します。
特にパオジアンに対しストレスフリーに戦える対面構築になっているかと思いますのでぜひ読んで頂けると嬉しいです。
【使用構築】
【コンセプト】
・対面で殴り勝つ
・パオジアンに屈しない
【経緯】
レギュCを通してディンルーカイリューサフゴやイーユイヘイラッシャ、キョジオーン等色々な構築を触っていたがどれもあまり手に馴染まず途方に暮れたため、とりあえず使い慣れていて今期も強そうであったから組むこととした。
また自身が構築を考える上で最も厄介と考えていたのは相手のパオジアンの存在である。ヘイラッシャ等のパオジアンを「受け」の姿勢で見るポケモンは、不意のテラスタルに轢かれたり絶対零度の被弾リスクが上がるため、勝率が安定しないと考えていた。そのためテラスタルを使ってでも「攻め」の姿勢でパオジアンを崩すことを意識した構築を組むこととした。また初手にテラスを切ることになっても、ミミガッサには相手のテラスをいなせる力があると感じていたので自然と初手テラス+ミミガッサが本構築の基本形となった。
ミミガッサはハッサムやアーマーガア等、鋼に対して隙を見せるため炎枠としてを採用。パオジアンに聖剣でワンパンされたり怯まされるのは論外なので、スカーフかつフェアリーテラバとした。
またカイリューやディンルーへの牽制かつパオジアンミラーを有利に進めるため、最速聖剣を採用。ほぼ確実に受け出しされるヘイラッシャに対してテンポを取られない電気テラバ+ラム持ちとした。
ここまでで対策の薄いチオンドクガ、キョジオーンに対し隙を見せず、同時にパオジアン入りにも屈しない第二のエースとして隠密マント炎テラバを採用。
最後は幅広い構築を見れるかつ、選出して腐りにくいと感じた甘える瞑想+ブエナを採用。
以上6体で挑んだ。
【個体紹介】
1. パオジアン@ラムの実
テラスタイプ:電気
特性:災いの剣
性格:陽気
実数値(努力値):155-172(252)-100-×-86(4)-205(252)
技構成:氷柱落とし、テラバースト、聖なる剣、不意打ち
エースその1。主にディンルーやヘイラッシャ入りに積極的に投げた。
ラム+電気テラバが本当に偉く、受け出ししてきたヘイラッシャやドヒドイデを返り討ちに出来る上、パオジアンを生かした状態で2体目の相手を出来る。電気タイプになれば相手のパオジアンの聖剣+不意を耐えるので、初手のパオパオミラーは迷わずテラスを切り、聖剣orテラバーストを押していた。
テラスを切らない安定した処理方法が思いつかないレベルのレギュC最強の一体。
2. キノガッサ@気合いの襷
テラスタイプ:ゴースト
特性:テクニシャン
性格:意地っ張り
実数値(努力値):135-200(252)-100-×-81(4)-122(252)
技構成:マッハパンチ、キノコの胞子、タネマシンガン、岩石封じ
困ったらいつの間にか構築にいるキノコ。
巷でイカサマダイスキノガッサが流行っており自身も一時期使用したが、
・技スぺ、持ち物的にもカイリューが大分キツイ
・テラスを切る割に1体しか倒せない
のがネックとなり王道の襷で採用した。
(ダイスガッサ自体は構築をちゃんと組む&練度を上げれば強いと思います)
カイリューの神速を透かす、ガッサミラーで切ることで襷を温存した状態で突破できたら強そうと思ったのでゴーストテラスを使用。
最終日は8割くらいの相手に選出するほど信頼度が高かったが、
・ジバコイルに最速起きされて負ける(20チャレ)
・マリルリにタネガン2回しか当てない+最速起きで襷が残ってるのに負ける
等と自覚はあまりなかった。
なんだかんだ性能は好きなので許した。
3. ミミッキュ@命の珠
テラスタイプ:フェアリー
特性:化けの皮
性格:意地っ張り
実数値(努力値):131(4)-156(252)-100-×-125-148(252)
技構成:じゃれつく、呪い、影うち、剣の舞
対面構築で必須のストッパー枠。
呪いは2vs1の状況を作った時に、勝利を確実な物にするために採用。シャドークロー非採用かつ前述のキノガッサも地ならしがないためサーフゴーに大きく隙を見せてしまうが、こちらの構築はガブイーユイが同居しておりサーフゴーの被選出率が極端に低いことに気づいてからは、サーフゴー入りに対しても積極的にミミガッサを投げられるようになった。
またフェアリーテラスはミミッキュミラーで切ることで、相手の影撃ちを耐えつつこちらの影撃ちでミミッキュを倒すという使い方が出来たのが強かった。
4. ガブリアス@隠密マント
テラスタイプ:炎
特性:鮫肌
性格:意地っ張り
実数値(努力値):183-200(252)-116(4)-×-105-154(252)
技構成:地震、逆鱗、テラバースト、身代わり
調整意図
・カイリューの鉢巻飛行テラバの乱数が変わるため余りB4振り
・HB特化ロトムに対し逆鱗が49.6%〜(乱数2発(99.6%))
エースその2。
チオンドクガやキョジオーン入りに対してはパオジアンよりもガブを出すことが多かった。陽気にする主なメリットは最速ミミッキュ、イーユイの上を取れることだが、両者とも環境にいなかったため、意地で採用した。パオジアンの氷柱落としに屈しないため隠密マントを持たせていたがとても使用感が良く、
・氷柱落とし+噛み砕くを確定で耐える
・テラスを読んで噛み砕くから入ってきた場合鮫肌で襷が削れ、炎テラバで倒せる
どちらにしてもパオジアンを倒すことが出来る。
またチオンジェンに対して役割を持たせたかったので身代わりを搭載している。これによりチオンジェン相手にテンポを取れるかつ打点がギガドレインや炎テラバだけの個体も一定数いたため、そのような相手にはイージーウィンを取ることができたのも強かった。
ミミガッサと同居するガブリアスは鉢巻の印象が強く、炎テラバを受けに来たカイリューを逆鱗でそのまま倒したり、受け出しにきたポケモンが釣り交換をしてきたりと「拘っていないガブリアス」自体が追い風だったように感じた。
5. イーユイ@拘りスカーフ
テラスタイプ:フェアリー
特性:災いの玉
性格:控えめ
実数値(努力値):153(180)-×-104(28)-187(116)-141(4)-143(180)
技構成:火炎放射、悪の波動、テラバースト、オーバーヒート
調整意図
↓の構築から拝借(無断転載のため問題あれば削除致します)
炎枠。速くて火力があってそこそこ耐久があるため使いやすかった(小並感)。スカーフイーユイにフェアリーテラバが多い理由はよくわからなかったが、シンプルにカイリューやディンルーに投げる理由ができたり、パオジアンの聖剣を半減にできるのが偉かった。
スカーフイーユイミラーで同速になりがちだったのでSに少し割いても良かった。
6. ハバタクカミ@ブーストエナジー
テラスタイプ:フェアリー
特性:古代活性
性格:臆病
実数値(努力値):151(164)-×-103(220)-169(108)-156(4)-172(12)
技構成:ドレインキッス、シャドーボール、甘える、瞑想
調整意図
↓の構築から拝借(無断転載のため問題あれば削除致します)
ブエナ枠。
甘える+瞑想により物理特殊双方を見れること、ドレインキッスにより事実上要塞化できることを魅力に感じこの型で採用した。テラスタルはドレインキッスの火力を上げられるフェアリー。
イーユイクラスの相手でも瞑想の起点にできるくらいに硬いので特殊相手にはめっぽう強く、また毒菱+身代わりテツノツツミに当たった際も、ドレインキッスで体力を回復しながら身代わりを割ることで勝てたりしたので、この型のカミは一気に信用できるようになった。
ただミミッキュでどうしても止まってしまうのでミミッキュ入りには出さないようにしていた。
【結果】
TN:ユウキ 最終120位(R2012.941)
TN:バイオレット 最終232位(R1949.364)
【総括】
S5,6では2000にはのせたものの最後に溶かしてしまい、レギュCは苦手な印象を持っていましたが最後の最後でマシな結果を出すことができて良かったです。
今期は2000チャレを4回ほど落としていて、朝8:30にようやく20に到達したためそこから2桁を目指す気力が湧かず保存して終了しました。
最近勝負所に弱い気がするので、集中力を持続させていきたいです。