こんにちは、ユウキと申します。
S3にて使用していた構築の紹介となります。
2桁は逃しましたが、対面構築が好きな方、100戦近く試合をしてTODとなった試合は一つもなかったため、サクサク試合を進めたい方にはオススメの構築だと思います。
【使用構築】
【コンセプト】
対面で殴り勝つ
【経緯】
今期は新ルール1発目ということもあり、多くの構築を試していたがレート1900前後で停滞していた。中盤にうわっきーさん(@Porygon__X)が配信で使用していた以下の構築が、自身の得意な対面戦術であり使いやすそうと感じたため使用することとした。
※うわっきーさんより掲載許可を頂きました。
その中でキョジオーンは見えない隠密マントや身代わりなどに嵌められる事が多く、自身の力量では勝ちきれないと判断したため変更を決意。対面構築を扱う上で初手に置いてもなるべく出し負けしない、環境トップのセグカミラッシャ等を広く浅く見れるポケモンとして耐久振りクエスパトラが強いと感じ採用した。
またこの並びは初手のセグレイブ被選出率が非常に高かったため、相手から見えづらいセグレイブメタとして鋼テラスアイヘ持ちカイリューを最終日に採用。選出率の最も低かったテツノカイナとの入れ替えとなった。
【個体紹介】
1. クエスパトラ@オボンの実
テラスタイプ:炎
特性:加速
性格:控えめ
実数値(努力値):184(108)-×-100(156)-160(196)-83(20)-129(28)
技構成:ルミナコリジョン、テラバースト、マジカルシャイン、身代わり
調整意図
・炎テラバ→サーフゴー、アーマーガア、ドドゲザン、ジバコイル等意識
・A216セグレイブの巨剣突撃+氷の礫をオボン込みで確定耐え
・S+1で最速マスカーニャ抜き
・H:4n
・C:なるべく高く(H197カイリューにマルスケ有ルミコリ+マルスケ無マジシャで84.77%で落とせる)
構築の核。あらゆる構築に初手投げできるよう耐久振りかつ3w+身代わりでの構成。
ルミナコリジョンに対し特に後投げをしてくる隠密マントサーフゴーに対しては、ルミコリ→炎テラバで倒せるor赤ゲージまで持っていけるのが強く、返しの攻撃を耐えつつ次のターンからルミコリ連打に移行が可能。またマジカルシャインはあまり警戒されないのか、素で居座ってくるトドロクツキに大ダメージを与えたり、カイリューをルミナコリジョン→マジシャで倒したりと役立つ場面はまあまああった。
身代わりはキョジオーンのしおづけを防ぐ、テラス択・状態異常の回避、壁ターン枯らしなど加速と相まって上から相手の絡め手を拒否する有用な技だった。(ただしテラスを切るとしおづけで身代わりが割れてしまうので注意。)
このポケモンの性質上、悪タイプがいない構築に対しては毎ターンDを下げる攻撃をSを上げながら打てるため、安易な交代をさせない強みがある。数的有利を取りやすいという意味で対面構築にマッチしているポケモンだと感じた。
2. キノガッサ@気合いの襷
テラスタイプ:鋼
特性:テクニシャン
性格:意地っ張り
実数値(努力値):135-200(252)-100-×-81(4)-122(252)
技構成:マッハパンチ、キノコの胞子、タネマシンガン、地ならし
1on1最強ポケ。パラドックスポケモンのほとんどに有利かつ、以前のルールに比べて草テラス持ちが減ったためとても動かしやすかった。
鋼テラスはセグレイブ対面で切ることで氷柱針を耐えつつ胞子を入れることができ、最終日はこの動きをよく行った。
また飛行テラスカイリューやトドロクツキに岩石封じを切った行動をされることが多く、技構成は検討の余地ありだと感じた。
2100チャレの試合では欠伸ラウドボーン相手に最速起き→地ならし急所で無傷で突破した素晴らしいポケモン。
3. ミミッキュ@命の珠
テラスタイプ:フェアリー
特性:化けの皮
性格:意地っ張り
実数値(努力値):131(4)-156(252)-100-×-125-148(252)
技構成:じゃれつく、シャドークロー、影うち、剣の舞
どんな構築にも困ったら出せるくらいのスペックがあるため1番選出率が高かった気がする。シャドークローはテツノドクガやクエスパトラ、ラウドボーン等への最大打点として重宝した。
4. ハバタクカミ@拘り眼鏡
テラスタイプ:フェアリー
特性:古代活性
性格:臆病
実数値(努力値):131(4)-×-75-187(252)-155-205(252)
技構成:ムーンフォース、シャドーボール、マジカルフレイム、サイコショック
高速+高火力+広い技範囲全て併せ持つ優秀な特殊アタッカー。クエスパトラのルミナコリジョンを打った相手に死に出しすることで半減テラスを切られたとしても受けを行うことが出来ず、簡単に数的有利を取ることができるのが強みであった。
マジカルフレイムとサイコショックはほぼ打たなかったので、結果を出した人が多く採用していた滅びの歌を入れても良かった。
5. テツノドクガ@ブーストエナジー
テラスタイプ:水
特性:クォークチャージ
性格:控えめ
実数値(努力値):171(124)-×-100(156)-182(44)-131(4)-153(180)
技構成:炎の舞、ヘドロウェーブ、テラバースト、ニトロチャージ
調整意図
うわっきーさんの記事より
HBに多く割く+ニトロチャージによりマスカーニャやテツノブジン等に打ち勝てるのが偉かった。pt上ミミガッサが苦手とするモロバレルやアーマーガアに強く、炎の舞の運次第で裏まで貫ける火力を得るのが強い。ブーストエナジーでcが上がるおかげで、初動の火力不足はほとんど感じず使いやすかった。
水テラバはミラーやラウドボーン等に強く出れたりと役に立つ場面が多かったと思う。
6. カイリュー@メタルコート
テラスタイプ:鋼
特性:マルチスケイル
性格:意地っ張り
実数値(努力値):167(4)-204(252)-115-×-120-132(252)
調整意図
・テラスアイアンヘッドでH4振りセグレイブを確定1発(103.6%~)
おそらく自分しか使っていなかったであろう対セグレイブガンメタポケモン。火力アップアイテムがないと高確率で耐えられてしまうためメタルコートを持たせた。
元々こういう1発芸ポケモンはあまり好きではないのだが、初手セグレイブ率が非常に高いことを踏まえ、セグレイブを引かせることなくワンパンできるポケモンを検討した結果の魂の採用である。最終日から投入したが、初手に出てきたセグレイブを3回ほど葬り役割を果たしてくれた。特化+メタルコートによりアイヘ自体がそこそこの火力があり、舐めて居座ってくる相手に想定外のダメージを与えるなど、腐ってもカイリューということもあり無難に仕事をしてくれた。
【選出】
初手は大体or
ただしキョジオーンがいる場合はは裏に置く
残り2体は通りそうなポケモンを選出
困ったらが1番強いです
【結果】
TN:ユウキ
最終118位 R2151.395
TN:バイオレット
最終152位 R2125.486
【総括】
最終日に本rom120、サブロム70近くレートを上げられたので構築は決して弱くはなかったと思いますが、3/1AM7:30頃に2150を達成しそれ以上の上振れは望めないと判断して保存をしました。
7世代以来のミミガッサ構築でしたが過去に使用していたこともあり、手に馴染むのも早く使っていて楽しかったです。次はレートではなく順位に拘っていきたいと思います。