こんにちは、ユウキと申します。
先日行われたガラルユナイト5での使用構築紹介です。
面白いルールだったのと練習会含めてそこそこやれた構築だったので記念に書きます。
【大会ルール】
シリーズ9(冠環境)準拠のシングルバトル
但し以下10体を使用禁止
※総合時間15分制
【使用構築】
【コンセプト】
パッチorカグヤのダイマからカバラキでのTOD又はポットデスでの詰め
【経緯】
従来の冠環境top10が使用禁止になりダイマエースとなり得るポケモンを探したところ、高火力で半端な受けを許さず数的有利を取り易いパッチラゴンと、型の匿名性が高くビーストブーストの火力上昇で裏まで圧をかけやすい、テッカグヤを軸とすることとした。
総合時間15分ルールはTODを簡単に仕掛けやすいため、パッチやカグヤで数的有利を取った後の受け枠として、HBカバルドンとラッキーをそれぞれ採用。
ここまでで初手に呼びやすいウオノラゴンをワンパンでき、蜻蛉返りによるサイクルを最も強く扱える鉢巻フェローチェを採用。最後は対面選出をした際に強い襷枠でありダイマせずとも抜き性能のあるポットデスを採用。
以上6体で挑んだ。
【個体詳細】
1. パッチラゴン@命の珠
張り切り 陽気
165-152(252)-110-90(−)-91(4)-139(252+)
電撃嘴、逆鱗、燕返し、大文字
ミラー意識の最速
破壊神。想定よりもマークが薄く、対策を怠っている構築に対しては目の前に通る技を打っているだけで勝てることもあった。選出する際は後述のテッカグヤとの選択になるが、バシャーモやヒードラン、バンギラス等がいた時はパッチを選んでいた。
ダイマしててもアーゴヨンの流星群で死ぬので耐久に過信は禁物。
2. フェローチェ@拘り鉢巻
ビーストブースト 陽気
146-189(252)-57-×-58(4)-223(252+)
・耐久無振りウオノラゴンに対しインファイトが81.2%で1発(96.9〜114.5%)
・耐久無振りアーゴヨン(ダイマ)に対しトリプルアクセルが62.5%で1発(186.4〜222.9%)
(珠ダメ込みなら93.7%で落ちる)
・h4振りボーマンダ(ダイマ)に対しA−1トリプルアクセルで確1(203.5〜243.2%)
・H252振りアシレーヌに対し毒突きが81.2%で1発(96.2〜114.4%)
この構築で初手に来やすいウオノラゴンを高確率でワンパンできるのを魅力に感じ鉢巻での採用。蜻蛉返りを絡めることで上記以外の多くのポケモンを確1圏内に押し込めるのが強かった。一方襷がない分不意のダイマ等で返り討ちにあう可能性が高いため、安直な居座りはなるべく避けていた。
3. カバルドン@アッキの実
砂起こし 腕白
215(252)-132-187(252+)-×-93(4)-67
地震、欠伸、怠ける、吹き飛ばし
物理受け枠。主にパッチラゴンを受けてもらいたかったためHBかつアッキの実での採用。相手を倒すよりかはTODによる詰めを重視したため怠ける+吹き飛ばしの両採用となった。
これによりランクルスやクレセリアなどの積みポケ相手にも詰まされることなく、15分の逃げ切りを行いやすくなったため正解だった。
4. ラッキー@進化の輝石
自然回復 のんき
357(252)-×-62(252+)-×-126(4)-49(−)
地球投げ、卵産み、甘える、歌う
物理耐久指数を少しでも上げるためHBぶっぱ
要塞。このポケモンのエグいところは甘えるの存在により物理相手にも簡単に受けが成立してしまうことだと思う。マンムーやガブリアス程度の火力であれば容易に受けきれるのがとても強かった。また当たり前であるが、HPが多いためTODのHP割合勝負に強い。歌うはポットデスのからやぶとのシナジーがあったり、不利展開をワンチャン拾えたりと有効に働くことが多かった。練習会ではステロや電磁波などと入れ替えて使っていたが、上記理由によりこの構成で落ち着いた。
5. テッカグヤ@パワフルハーブ
ビーストブースト 控えめ
173(4)-×-123-174(252+)-121-113(252)
S+1で最速101族(霊獣ボルトロス)抜き
S+2で最速151族(フェローチェ)抜き
構築のMVP。多くの構築に初手に出しダイマを切っていた。エナジーボールは初手に来やすいラグラージをワンパンしたり、受け出しにくる水ロトムをダイジェット+ダイソウゲンで倒したりと生きる場面がとても多かった。当初は身代わりを採用していたが、4wにして技範囲を広げた方が結果的に勝率が高いことに気づいたため、最後までこの構成で続投した。
6. ポットデス@気合いの襷
砕ける鎧 控えめ
135-×-86(4)-204(252+)-134-122(252)
本環境でラッキーと組み合わせる襷枠の中で1番強いと思っている。
ラッキーの歌う→ポット引き→殻を破るを行うことで、最速起き以外は襷を残したまま突破、最速起きされても襷を盾に積むことができる。
ポットデスは耐久がなくステロなどで襷を潰されると簡単に倒されがちだが、ギガドレインを採用することで襷を復活させる動きも強力だった。
【結果】
・ガラルユナイト5本戦
6位(参加者390人) R1622
12勝1敗1回線切れ
・プレ・ユナイト
1位(参加者155人) R1633
14勝4敗
・りらこ杯
8位(参加者191人) R1595
11勝4敗
【総括】
練習会含めそこそこ好成績を残すことができました。
本番では1630から潜った試合で負けてしまい、レートを伸ばせずに終わってしまったのが悔しいです。
ガラルユナイトいつも楽しく参加させて頂いているのでまたリベンジしたいです。
【Special Thanks】
・主催ガーダシルさん
練習会景品の色ミミッキュもありがとうございました!
・相方パゲティ