こんにちは、ユウキと申します。
ランクマッチS29にて最終2桁を取ることができました。レギュレーションは変わってしまいますが、記録も兼ねて記事を残します。
使用構築
※レギュG終了のためレンタルはありません。
構築経緯
使い慣れた自身のバドウーラ軸を今期も使おうと決意。
特に今期序盤はミライドンが大幅に減少していたため、ミライドン軸にしか選出していなかったラグラージの代わりに前期の課題であったvsカイオーガやコライ軸のハバタクカミ、暁ガチグマ等への引き先となれる枠としてHDチョッキママンボウの採用を考えていた。しかし終盤にかけてミライドンが徐々に増え始めていたのを感じたため、ママンボウの採用は断念。代わりにラグにミラーコートを入れて上記のポケモンたちへ対面的な処理を狙えるようにした。
その他一部調整などを変え、最終的には前期と同じ6体で挑んだ。
個体紹介
1. 黒バドレックス@拘り眼鏡
テラスタイプ:フェアリー
特性:人馬一体
性格:臆病
実数値(努力値):191(124)-×-101(4)-201(124)-121(4)-222(252)
技構成:アストラルビット、サイコショック、テラバースト、リーフストーム
調整意図
・HB…A特化水ウーラオスのテラス水流連打を83.7%耐え
・HD…C特化ミライドンのEF下イナズマドライブを81.3%耐え
・C…余り
・S…ミラー意識最速
※前期と変更点なし
最強。
前期と違った点としては草テラス眼鏡型が結果を出したことで、暁ガチグマやキョジオーンと対面するとほぼ全員がテラスを切ってきたのでリフストの通り自体は悪かったと思う。
ちなみに本構築もバドを草テラスに変更すると重かったカイオーガやキノガッサ等に勝てるようになるが、フェアリーテラスの利点として
・ラグラージと合わせてのミライドンの技の一貫切り
・無効が無く通りの良いテラバーストの存在
・パオジアンの不意打ち耐性
があり、これらの恩恵がかなり大きいため最後まで変更せず使用した。
拘り一点読みの行動をされることも当然多かったが、眼鏡による圧倒的高火力と裏のバド受けに対して有利な技を選択できれば2サイクルで破壊することも容易なことから、型バレを越えることができたと感じている。
2. ウーラオス(水)@拘り鉢巻
テラスタイプ:水
特性:不可視の拳
性格:意地っ張り
実数値(努力値):183(60)-198(236)-141(164)-×-81(4)-123(44)
技構成:水流連打、インファイト、アイススピナー、アクアジェット
調整意図
・HB…陽気パオジアンの電気テラバーストを確定耐え(A特化の場合は75%耐え)
・A…なるべく高くかつ11n
・D…余り
最強。
ウーラに対してウーラを後投げされることが多かったため、前期よりも少しSを上げた。鉢巻インファイトに対して受け出されるスカーフウーラは耐久に振らないためワンパンでき、耐えてくるウーラは基本的に鉢巻かパングロ持ちで、S振りはほぼいないので安心して突っ込むことができた。
水テラス水流連打はルナアーラやカイリューであっても受け出しを許さない火力があり、黒バドの相方としてなくてはならないポケモンであった。
3. カイリュー@いかさまダイス
テラスタイプ:鋼
特性:マルチスケイル
性格:陽気
実数値(努力値):167(4)-186(252)-115-×-120-145(252)
技構成:スケイルショット、地震、神速、竜の舞
調整意図
・S…最速(+1で黒バド以外のほぼ全てを抜く)
※前期と変更点なし
当てれば強い。
コライ軸への選出率は高かったため、スケイルショットとムーンフォースへ耐性をつける鋼テラスで続投。メインウェポンに外しがあるのがどうしてもネックで、ウーラと比べるとあまり選出はしなかった。
しかし最終戦はコライカミに対して、最速のおかげで1竜舞で上を取ってまとめて貫くことができた。最後の最後で最速が生きて本当に良かった。
4. ランドロス(霊)@ゴツゴツメット
テラスタイプ:炎
特性:威嚇
性格:呑気
実数値(努力値):191(212)-165-154(236)-×-108(60)-88
調整意図
・HB…物理受けのためなるべく高く
・D…C特化ガチグマのブラッドムーン+真空波を92.6%耐え
※前期と変更点なし
ゴツメが本体。
威嚇、蜻蛉返り、ステルスロックとクッション役としての性能や、vs物理禁伝とのサイクル戦において替えがきかない存在のため続投。
今期も申し分ない強さであったが、Sを落とした弊害でアーマーガアと同速となってしまい、挑発の打ち合いで上を取られて1戦落としたことだけが悲しかった。が、ミラーで下を取るメリットが圧倒的に大きいため同じ個体を使い続けた。
5. カビゴン@食べ残し
テラスタイプ:鋼
特性:免疫
性格:生意気
実数値(努力値):257(212)-130-98(100)-×-176(236)-45
技構成:地割れ、ヘビーボンバー、欠伸、アンコール
調整意図
・H…16n+1(食べ残し最大効率)
・D…なるべく高くかつ11n
・B…余り
・S…下降補正(トリル白バドの下を取りたい)
※前期と変更点なし
守護神。
眼鏡サイコショック以外には後投げできるため、黒バド受けとして今期も重宝した。特に黒バド軸の壁展開や毒菱+身代わり展開に対してはアンコール+鉢巻ウーラで今期は勝率100%であった。
前期から感じていたが、変化技をアンコールできれば裏のバドウーラで暴れることができ、攻撃技をアンコールすれば持ち前の耐久により欠伸を入れられるため、この2つの技はカビゴンにおいて非常に相性が良い。
6. ラグラージ@オボンの実
テラスタイプ:鋼
特性:激流
性格:生意気
実数値(努力値):207(252)-130-113(20)-×-154(236)-58
調整意図
・H…最大(総合耐久意識)
・D…なるべく高くかつ11n(臆病カイオーガの潮吹きを確定耐え)
・B…余り
・S…最遅
ミライドンのためだけに採用されたポケモン。
前期地震だった枠をミラーコートに変更。これにより相手のテラスを問わずミライドンへの処理能力を得た他、重かったカイオーガ軸にも選出する選択肢を取ることができるようになった。
また怖い顔は高速移動ミライドン以外にもミライニューラに対しても有効であるため、あらゆるミライ軸に選出が可能である。(初手ミライドンをミラコで倒し、シードオオニューラに怖い顔を打てば黒バドで上を取れるようになる。)
ラグラージは優秀な耐性かつ耐久もそこそこあり強い技も多く覚えるため、レギュIでも開拓の余地があるポケモンだと期待している。
選出
・vs
→
カビゴンの圧で初手黒バドミラーはアスビをほとんど押されない(サイコショック、リーフストーム、悪巧み、トリック等が多い)ため、非テラスアスビを選択していた。やっている事がやばい自覚はあったがこの動きが1番勝率が高かった。
当然ながら、素直にアスビを押されて上から動かれた試合は基本負けた。
・vs
→
バドよりカイリューを通せるかどうかで試合が決まることが多かった。
・vs
→
ラグの体力管理が重要。
・vs
→or
初手はバドかランド。ザシアンが出てくるまではランドの体力は温存したい。
・vs
→もしくは
@1
・vs
→
・vs
→or
・vs
→
・vs
→
・vs
→
重いポケモン
・草テラスHDキョジオーン
今期はこいつが爆増して本当に辛かった。ランドロスの挑発で回復を防ぐ、再生のタイミングでウーラオスを着地させて削りを入れるなどして誤魔化した。
・毒菱守るムゲンダイナ+グライオン+ヘイラッシャ
崩せない。この選出をされた場合、ムゲンダイナが居座るタイミングでカビゴンの地割れを当てるしか勝機がない。
結果
TN:ユウキ 最終36位(R2041.716)
TN:バイオレット 最終147位(R1986.489)
総括
36位はSVでの自己最高順位であり、レギュG最後に有終の美を飾ることができました。
結果を出せたこともそうですが、多くの方にお祝いのコメントを頂き本当に嬉しかったです。ありがとうございます。
レギュIでもまた結果を出せるよう頑張ります。