yuki_pokemonの日記

〜ポケモンはクソゲーであり神ゲー〜

【SV S29最終36位(R2041)】 バドカビラオスFINAL

こんにちは、ユウキと申します。

ランクマッチS29にて最終2桁を取ることができました。レギュレーションは変わってしまいますが、記録も兼ねて記事を残します。

 

使用構築

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※レギュG終了のためレンタルはありません。

 

構築経緯

使い慣れた自身のバドウーラ軸を今期も使おうと決意。

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特に今期序盤はミライドンが大幅に減少していたため、ミライドン軸にしか選出していなかったラグラージの代わりに前期の課題であったvsカイオーガやコライ軸のハバタクカミ、暁ガチグマ等への引き先となれる枠としてHDチョッキママンボウの採用を考えていた。しかし終盤にかけてミライドンが徐々に増え始めていたのを感じたため、ママンボウの採用は断念。代わりにラグにミラーコートを入れて上記のポケモンたちへ対面的な処理を狙えるようにした。

その他一部調整などを変え、最終的には前期と同じ6体で挑んだ。

 

個体紹介

1. 黒バドレックス@拘り眼鏡

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テラスタイプ:フェアリー

特性:人馬一体

性格:臆病

実数値(努力値):191(124)-×-101(4)-201(124)-121(4)-222(252)

技構成:アストラルビット、サイコショック、テラバースト、リーフストーム

調整意図

・HB…A特化水ウーラオスのテラス水流連打を83.7%耐え

・HD…C特化ミライドンのEF下イナズマドライブを81.3%耐え

・C…余り

・S…ミラー意識最速

※前期と変更点なし

 

最強。

前期と違った点としては草テラス眼鏡型が結果を出したことで、暁ガチグマやキョジオーンと対面するとほぼ全員がテラスを切ってきたのでリフストの通り自体は悪かったと思う。

ちなみに本構築もバドを草テラスに変更すると重かったカイオーガキノガッサ等に勝てるようになるが、フェアリーテラスの利点として

ラグラージと合わせてのミライドンの技の一貫切り

・無効が無く通りの良いテラバーストの存在

・パオジアンの不意打ち耐性

があり、これらの恩恵がかなり大きいため最後まで変更せず使用した。

拘り一点読みの行動をされることも当然多かったが、眼鏡による圧倒的高火力と裏のバド受けに対して有利な技を選択できれば2サイクルで破壊することも容易なことから、型バレを越えることができたと感じている。

 

2. ウーラオス(水)@拘り鉢巻

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テラスタイプ:水

特性:不可視の拳

性格:意地っ張り

実数値(努力値):183(60)-198(236)-141(164)-×-81(4)-123(44)

技構成:水流連打、インファイト、アイススピナー、アクアジェット

調整意図

・HB…陽気パオジアンの電気テラバーストを確定耐え(A特化の場合は75%耐え)

・A…なるべく高くかつ11n

・D…余り

・S…準速キノガッサ抜き、遅いルナアーラを抜ける

 

最強。

ウーラに対してウーラを後投げされることが多かったため、前期よりも少しSを上げた。鉢巻インファイトに対して受け出されるスカーフウーラは耐久に振らないためワンパンでき、耐えてくるウーラは基本的に鉢巻かパングロ持ちで、S振りはほぼいないので安心して突っ込むことができた。

水テラス水流連打はルナアーラカイリューであっても受け出しを許さない火力があり、黒バドの相方としてなくてはならないポケモンであった。

 

3. カイリュー@いかさまダイス

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テラスタイプ:鋼

特性:マルチスケイル

性格:陽気

実数値(努力値):167(4)-186(252)-115-×-120-145(252)

技構成:スケイルショット、地震、神速、竜の舞

調整意図

・S…最速(+1で黒バド以外のほぼ全てを抜く)

※前期と変更点なし

 

当てれば強い。

コライ軸への選出率は高かったため、スケイルショットとムーンフォースへ耐性をつける鋼テラスで続投。メインウェポンに外しがあるのがどうしてもネックで、ウーラと比べるとあまり選出はしなかった。

しかし最終戦はコライカミに対して、最速のおかげで1竜舞で上を取ってまとめて貫くことができた。最後の最後で最速が生きて本当に良かった。

 

4. ランドロス(霊)@ゴツゴツメット

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テラスタイプ:炎

特性:威嚇

性格:呑気

実数値(努力値):191(212)-165-154(236)-×-108(60)-88

技構成:地震、蜻蛉返り、挑発、ステルスロック

調整意図

・HB…物理受けのためなるべく高く

・D…C特化ガチグマのブラッドムーン+真空波を92.6%耐え

・S…チオンジェン、最遅ミミッキュ抜かれ(個体値4)

※前期と変更点なし

 

ゴツメが本体。

威嚇、蜻蛉返り、ステルスロックとクッション役としての性能や、vs物理禁伝とのサイクル戦において替えがきかない存在のため続投。

今期も申し分ない強さであったが、Sを落とした弊害でアーマーガアと同速となってしまい、挑発の打ち合いで上を取られて1戦落としたことだけが悲しかった。が、ミラーで下を取るメリットが圧倒的に大きいため同じ個体を使い続けた。

 

5. カビゴン@食べ残し

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テラスタイプ:鋼

特性:免疫

性格:生意気

実数値(努力値):257(212)-130-98(100)-×-176(236)-45

技構成:地割れ、ヘビーボンバー、欠伸、アンコール

調整意図

・H…16n+1(食べ残し最大効率)

・D…なるべく高くかつ11n

・B…余り

・S…下降補正(トリル白バドの下を取りたい)

※前期と変更点なし

 

守護神。

眼鏡サイコショック以外には後投げできるため、黒バド受けとして今期も重宝した。特に黒バド軸の壁展開や毒菱+身代わり展開に対してはアンコール+鉢巻ウーラで今期は勝率100%であった。

前期から感じていたが、変化技をアンコールできれば裏のバドウーラで暴れることができ、攻撃技をアンコールすれば持ち前の耐久により欠伸を入れられるため、この2つの技はカビゴンにおいて非常に相性が良い。

 

6. ラグラージ@オボンの実

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テラスタイプ:鋼

特性:激流

性格:生意気

実数値(努力値):207(252)-130-113(20)-×-154(236)-58

技構成:クイックターン、叩き落とす、ミラーコート、怖い顔

調整意図

・H…最大(総合耐久意識)

・D…なるべく高くかつ11n(臆病カイオーガの潮吹きを確定耐え)

・B…余り

・S…最遅

 

ミライドンのためだけに採用されたポケモン

前期地震だった枠をミラーコートに変更。これにより相手のテラスを問わずミライドンへの処理能力を得た他、重かったカイオーガ軸にも選出する選択肢を取ることができるようになった。

また怖い顔は高速移動ミライドン以外にもミライニューラに対しても有効であるため、あらゆるミライ軸に選出が可能である。(初手ミライドンをミラコで倒し、シードオオニューラに怖い顔を打てば黒バドで上を取れるようになる。)

ラグラージは優秀な耐性かつ耐久もそこそこあり強い技も多く覚えるため、レギュIでも開拓の余地があるポケモンだと期待している。

 

選出

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f:id:yuki_pokemon:20250502232138j:imagef:id:yuki_pokemon:20250502231940j:imagef:id:yuki_pokemon:20250502231944j:image

カビゴンの圧で初手黒バドミラーはアスビをほとんど押されない(サイコショックリーフストーム、悪巧み、トリック等が多い)ため、非テラスアスビを選択していた。やっている事がやばい自覚はあったがこの動きが1番勝率が高かった。

当然ながら、素直にアスビを押されて上から動かれた試合は基本負けた。

 

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f:id:yuki_pokemon:20250502234205j:imagef:id:yuki_pokemon:20250502234201j:imagef:id:yuki_pokemon:20250502234158j:image

バドよりカイリューを通せるかどうかで試合が決まることが多かった。

 

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f:id:yuki_pokemon:20250502234201j:imagef:id:yuki_pokemon:20250502234411j:imagef:id:yuki_pokemon:20250502234415j:image

ラグの体力管理が重要。

 

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f:id:yuki_pokemon:20250502234817j:imagef:id:yuki_pokemon:20250502234821j:imagef:id:yuki_pokemon:20250502234824j:imageorf:id:yuki_pokemon:20250502234810j:image

初手はバドかランド。ザシアンが出てくるまではランドの体力は温存したい。

 

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f:id:yuki_pokemon:20250502235049j:imagef:id:yuki_pokemon:20250502235053j:imagef:id:yuki_pokemon:20250502235046j:imageもしくはf:id:yuki_pokemon:20250502235632j:imagef:id:yuki_pokemon:20250502235629j:image@1

 

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f:id:yuki_pokemon:20250503041552j:imagef:id:yuki_pokemon:20250503041555j:imagef:id:yuki_pokemon:20250503041559j:image

 

・vsf:id:yuki_pokemon:20250503011624j:image

f:id:yuki_pokemon:20250503011854j:imagef:id:yuki_pokemon:20250503011857j:imagef:id:yuki_pokemon:20250503011905j:imageorf:id:yuki_pokemon:20250503012254j:image

 

・vsf:id:yuki_pokemon:20250503041343j:image

f:id:yuki_pokemon:20250503041410j:imagef:id:yuki_pokemon:20250503041408j:imagef:id:yuki_pokemon:20250503041413j:image

 

・vsf:id:yuki_pokemon:20250503041732j:image
f:id:yuki_pokemon:20250503041734j:imagef:id:yuki_pokemon:20250503041552j:imagef:id:yuki_pokemon:20250503041559j:image

 

・vsf:id:yuki_pokemon:20250503041826g:image
f:id:yuki_pokemon:20250503041552j:imagef:id:yuki_pokemon:20250503041555j:imagef:id:yuki_pokemon:20250503041559j:image

 

重いポケモン

・草テラスHDキョジオーン

今期はこいつが爆増して本当に辛かった。ランドロスの挑発で回復を防ぐ、再生のタイミングでウーラオスを着地させて削りを入れるなどして誤魔化した。

 

・毒菱守るムゲンダイナ+グライオン+ヘイラッシャ

崩せない。この選出をされた場合、ムゲンダイナが居座るタイミングでカビゴンの地割れを当てるしか勝機がない。

 

結果

TN:ユウキ 最終36位(R2041.716)

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TN:バイオレット 最終147位(R1986.489)

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総括

36位はSVでの自己最高順位であり、レギュG最後に有終の美を飾ることができました。

結果を出せたこともそうですが、多くの方にお祝いのコメントを頂き本当に嬉しかったです。ありがとうございます。

レギュIでもまた結果を出せるよう頑張ります。

 

 

 

 

【SV S28最終60位(R2057)】模倣バドカビラオス

こんにちは、ユウキと申します。

ランクマッチS28にて最終2桁を取ることができましたので記事を残します。

 

使用構築

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構築経緯

禁止伝説の中で他禁伝やその取り巻き相手に最も対応能力が高いと感じた、f:id:yuki_pokemon:20250402184257j:imageを使いたいと決意。

その中で、S27最終86位ぽんチョさんの眼鏡f:id:yuki_pokemon:20250403205850j:image+鉢巻水f:id:yuki_pokemon:20250403205908j:image+受け枠の並びが、自身の好きな受け攻めサイクルの中でも強力であると感じたため、軸とすることとした。

↓こちら原案構築

(掲載を快諾頂いたぽんチョさんありがとうございます!)

並びについては攻め枠補完のf:id:yuki_pokemon:20250402184336j:image、コライドンやザシアンを筆頭とした物理禁伝にサイクルができるHBゴツメf:id:yuki_pokemon:20250402184510j:image、黒バドや積み系の特殊禁伝に投げるf:id:yuki_pokemon:20250402185018j:image、ミライドン対策のf:id:yuki_pokemon:20250402185101j:imageと、どのポケモンも最終的に替えが効かない存在と判断したため、一部技やテラスなどを変更して最終的に挑むこととなった。

 

個体紹介

1. 黒バドレックス@拘り眼鏡

f:id:yuki_pokemon:20250402185607j:image

テラスタイプ:フェアリー

特性:人馬一体

性格:臆病

実数値(努力値):191(124)-×-101(4)-201(124)-121(4)-222(252)

技構成:アストラルビット、サイコショック、テラバースト、リーフストーム

調整意図

・HB…A特化水ウーラオスのテラス水流連打を83.7%耐え

・HD…C特化ミライドンのEF下イナズマドライブを81.3%耐え

・C…余り

・S…ミラー意識最速

 

超速超火力の鬼。

アスビ以外の技は、瞑想持ちに積まされない&チョッキ勢への打点となるサイコショック、最大フェアリー打点のテラバースト、最後の枠は構築上重かったアシレーヌマリルリを大きく削り、ディンルーに対して非テラスで打つことができるリーフストームとした。

有利対面の時ほど技選択が重要なポケモンであり、相手が誰で黒バドを見ているのかを常に考え、交代が読める場面では積極的に裏に通る技を押した。

眼鏡黒バドは見えない奇襲(不意のゴースト・悪技、ノーマルテラス等)に弱いポケモンであるが逆に相手にテラスを切らせる圧は非常に高いので、嘶いた状態でもノーマルテラスの波動を感じたら一度引くなど、欲張らないプレイングが大事だと感じている。

 

2. ウーラオス(水)@拘り鉢巻

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テラスタイプ:水

特性:不可視の拳

性格:意地っ張り

実数値(努力値):187(92)-198(236)-142(172)-×-81(4)-118(4)

技構成:水流連打、インファイト、アイススピナー、アクアジェット

調整意図

・HB…A特化パオジアンの電気テラバーストを87.5%耐え

・A…なるべく高くかつ11n

・D,S…余り

 

黒バド最高の相方。眼鏡黒バドと鉢巻ウーラオスを両受けできるポケモンは環境に存在しない。

有利対面を取った時の圧が凄まじく、禁伝であっても安易な引きを許さないのが強い。途中まで原案通り蜻蛉返りを入れていたが、カイリューを受け出してくる相手が多く、蜻蛉返りだとサイクル負けする試合が多かったためアイススピナーに変更した。

試合終盤で水流連打やアクジェのリーチが欲しい場面が多かったためテラスは水とした。

 

3. カイリュー@いかさまダイス

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テラスタイプ:鋼

特性:マルチスケイル

性格:陽気

実数値(努力値):167(4)-186(252)-115-×-120-145(252)

技構成:スケイルショット、地震、神速、竜の舞

調整意図

・S…最速(+1で黒バド以外のほぼ全てを抜く)

 

SVの王。

主にコライドン、ザシアン、ムゲンダイナ等ウーラオスが出しづらい禁伝への裏エースとして選出した。単体でこれらに勝てるように竜舞+スケショ+地震までは確定。最後の枠はアイアンヘッドを使用していたが、打ちたい相手がハバタクカミくらいしかおらず、カミは鋼テラス+竜舞地震で十分削ることができるため、ミリ耐えした相手を確実に処す神速を採用した。

ドラゴン→鋼の耐性変化は強力で、マルチスケイルなしでも竜舞の1ターンを作り出せるのが強かったのと、1竜舞後にコライドンが出てきてそのままスケショで倒れていったりする試合があったりと最速が生きる場面も多かった。

 

4. ランドロス(霊)@ゴツゴツメット

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テラスタイプ:炎

特性:威嚇

性格:呑気

実数値(努力値):191(212)-165-154(236)-×-108(60)-88

技構成:地震、蜻蛉返り、挑発、ステルスロック

調整意図

・HB…物理受けのためなるべく高く

・D…C特化ガチグマのブラッドムーン+真空波を92.6%耐え

・S…チオンジェン、最遅ミミッキュ抜かれ(個体値4)

 

削りの王。

主にコライドン、ザシアンを始めとした物理禁伝に投げ、威嚇とゴツメによる削りを担う。原案通り少しDに振り、ガチグマと対面しても2度動けるようにしている。コライドン自体は全く受かっていないが、威嚇によるデバフとゴツメダメージで裏のバドカイリューの圏内に入れることを徹底していた。

Sは必要ないので極力落とし、ミラーで確実に下を取れるようにした。トリル下でミミッキュより先に動いて、挑発で呪いによる自主退場を防いだりできて面白かった。

挑発は他にもコライ軸に同居しがちなグライオンに対して、挑発→蜻蛉返り(カイリュー出し)で竜舞で起点にできるのが強く、臆する事なく選出することが出来た。

テラスは当初水にしていたが、対コライカミに選出した際に眼鏡ムーンフォースに耐性をつけるため炎に変更した。しかし水は水でウーラオスへの耐性や、地震が抜群にならないメリットがあるので甲乙つけ難い。

 

5. カビゴン@食べ残し

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テラスタイプ:鋼

特性:免疫

性格:生意気

実数値(努力値):257(212)-130-98(100)-×-176(236)-45

技構成:地割れ、ヘビーボンバー、欠伸、アンコール

調整意図

・H…16n+1(食べ残し最大効率)

・D…なるべく高くかつ11n

・B…余り

・S…下降補正(トリル白バドの下を取りたい)

 

特殊受け。アンコールが革命であり、低速ポケモンにありがちな身代わりによる展開封じや積みの起点になるのを阻止することができる。下からのアンコールは3ターン分技を固定できるのも強く、引きと合わせても2ターンの猶予があるため、相手のラス1変化技のタイミングでアンコ→黒バドor水ウーラ引き→2回殴って勝ちというパターンは多かった。

特に元々のDの高さと特性により毒耐性があることから、やどみが黒バド、ムゲンダイナ、ルナアーラ、テラパゴスなどの毒菱を絡めた積み展開には高い勝率を維持することができた。

地割れは上位に行くにつれて簡単には打たせてもらえなかったが、他に入れたい技もなかったのと、不利な試合で最も捲れる可能性が高い技だと感じたため最後まで採用した。

 

6. ラグラージ@オボンの実

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テラスタイプ:鋼

特性:激流

性格:生意気

実数値(努力値):207(252)-130-113(20)-×-154(236)-58

技構成:地震クイックターン、叩き落とす、怖い顔

調整意図

・H…最大(総合耐久意識)

・D…なるべく高くかつ11n

・B…余り

・S…最遅

 

対ミライドン兵器。

ミライドンの受け出しは特にボルトチェンジを封じるために地面タイプが求められるが、ラグラージはその中でも

・水,氷テラバーストで抜群を取られない

・下からのクイックターン、持ち物を無力化する叩き落とすの存在

この2点において替えが効かない性能をしている。

唯一の弱点としてC特化ミライドンの等倍テラバ+流星群でオボンを食えずに落ちてしまうため、ミライドン相手には初手バドで一度テラスを切ってアスビor妖テラバで突っ込むことを徹底した。裏にラグが見える関係でほとんどのプレイヤーはテラバーストか流星群を押してきたため、無償突破できることもしばしばあった。

怖い顔は高速移動ミライドンに打つ技だったが、Sブースト勢に打ってバドのいななきの起点にする試合の方が多かった。

テラスはミライドンの打点を半減する鋼テラス。しかし基本切らないので割となんでも良い。

 

選出

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f:id:yuki_pokemon:20250403023801j:imagef:id:yuki_pokemon:20250403023850j:imagef:id:yuki_pokemon:20250403023852j:image

ほぼこの出し方しかしていない。初手は8割黒バドで2割水ウーラ。

 

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f:id:yuki_pokemon:20250403024119j:imagef:id:yuki_pokemon:20250403024116j:imagef:id:yuki_pokemon:20250403024113j:image

初手ランドスタート。展開にもよるがハッサムやイーユイ入りはきつい。

 

・vsf:id:yuki_pokemon:20250403024245j:image

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初手黒バドが多い。妖テラスバドとラグでミライの一貫を切りつつ立ち回れるので比較的有利なマッチアップ。

 

・vsf:id:yuki_pokemon:20250403024440j:image

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初手はランドか黒バドが多い。ザシアンのノマテラをどこまでケアするかが難しい。

 

・vsf:id:yuki_pokemon:20250403024745j:image

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誰も受かっていないため対面的な処理を狙っていく。持ち物を読み違えると終わるためきついマッチアップ。

 

・vsf:id:yuki_pokemon:20250403025300j:image

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カビの欠伸やアンコールを生かして隙を作っていく。比較的有利寄り(だと思っている)。

 

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ランドでステロを撒いてバドかウーラのどちらかを通したい。

 

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ルナアーラ単体はカビゴンでどうにでもなるが、取り巻きのディンルーやカイリューの処理がやや面倒。

 

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積み系はアンコで縛れるのでかなり有利。眼鏡はカビのHP管理が重要。

 

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ランドで威嚇入れつつバドウーラの火力を押し付けていく。

 

重いポケモン

キノガッサ

胞子の一貫を切っていないため誰かを眠らせる立ち回りを強要される。ランドカビラグの誰かを草テラスにするのも検討の余地あり。

 

メタモン

カビゴンを出してアストラルビットの一貫を切るか、バドを出さないかの2択を迫られる。

 

・マスカーニャ

誰が対面してもテラス強要される。

 

カイオーガ

スカーフ潮吹きがやばい。

 

この辺に勝つならオーガポン辺りが妥当な人選なんだけど現状の6体から変えたいやつもいないのが難しい。

 

結果

TN:ユウキ 最終60位(R2057.474)

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f:id:yuki_pokemon:20250403190107j:image

 

TN:バイオレット 最終122位(R2022.312)

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f:id:yuki_pokemon:20250403190603j:image

 

総括

レギュGでは3度目、SVでは5度目の最終2桁を取れて良かったです。やはり原案の構築が強かったのが大きいため、この場を借りてぽんチョさんには感謝申し上げます。

実は5回とも2桁後半なのでそろそろ2桁前半を目指していけるよう精進していきたいです。

 

Special Thanks

・構築原案者のぽんチョさん

・応援、お祝いコメントを頂いた皆様

 

 

【オフレポ】第6回BLTオフ優勝!!

こんにちは、ユウキと申します。

先日行われたBLTオフにて優勝という結果で終わることができましたので、記念にオフレポを書きます。

初のオフレポなので読みづらい箇所多々あると思いますがご容赦ください。

 

 

【BLTオフとは】

↑要項はこちら

スズさんが主催されている対戦オフ。正式名称は[Battle of Legends Tournament](かっこいい)。「一発勝負」に重きを置いており、予選からトーナメント形式なのが特徴的です。今回で開催6回目となる伝統あるオフです。

 

【大会ルール】

・予選

f:id:yuki_pokemon:20250318001116p:image

予選はダブルエリミネーション形式で最初は全員がWinnersトーナメント(レギュG)を戦い、敗北した場合Losersトーナメント(レギュF)に移ります。

Winners側でベスト4、Losers側でベスト8まで生き残れれば予選抜けです。2回負けたら即敗退のかなり厳しいルールのため、1戦も気を抜けません。

 

・本戦

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トーナメント式なのは予選と同じですが、シングルエリミネーション(Winnersで負けた場合でもLosersに移動することなく敗北)のため、ここからは正真正銘の1本勝負です。

最終的にそれぞれのトーナメントを勝ち抜いた1名が優勝決定戦(下剋上戦)を行い、勝った方が優勝となります。

下剋上戦はレギュG準拠ですが、Losers側はレギュF構築で戦わなければならないハンデを背負います。しかしWinners側決勝戦を直前に観戦することができるため、相手の型をある程度見れるという救済措置があります。

 

【参加まで】

1月某日、友人のパゲティから「これに行かね?」とBLTの要項を見せられました。もう1人の友人であるおにぎり屋が、(珍しく)すんなり承諾したため、自分も割と2つ返事で快諾。

唯一の懸念点は自分が苦手なレギュFがLosers側ルールになっていることでしたが、これを理由に参加を断念するのは逃げるも同然のため、レギュGで負けたらもう知らんwの精神で行くことにしました。

ちなみに下剋上戦についても3人で喋りましたが、自分は「禁伝なしでどうやって勝つねんww」などと人ごとのように話していた気がします…。

 

余談ですが、大会数日前にこれまで多くのオフで交流のあるカノンさんとレギュG,Fルールで2戦ずつフレ戦をしてわりかしボコられた(レギュG2連敗、レギュF1-1)ため、メンタル的には大分オワってる状態で当日を迎えました🤣

 

【当日〜会場入り】

今回は受付締切が10:30までと比較的遅めだったため、早起きが苦手な僕としてはこれだけで嬉しいポイントです。

パゲティとおにぎり屋が謎の気合いを見せ、9:40には会場最寄り駅に到着していた中、自分は10時過ぎまで電車に乗っていました。30分遅れの人間に慈悲など与えられるわけもなく、当然のぼっち入場となりました。

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↑今回の名札

 

2人と合流し、互いに今日使う禁伝の探りを入れたりと、オフ前特有の緊張感を持った状態で大会が始まります。

 

【予選】

使用構築はこちら

f:id:yuki_pokemon:20250321190027j:image

前々期から結果を残しているバドウーラ+カビの軸を流用。

(特にWinners側は現行ランクマルールのため相手の型バレに配慮して簡潔に記載を致します。)

・Winners1回戦 vsくろ さん 

f:id:yuki_pokemon:20250317203840j:imagef:id:yuki_pokemon:20250318003213j:imagef:id:yuki_pokemon:20250318003334j:image vs f:id:yuki_pokemon:20250318003406j:imagef:id:yuki_pokemon:20250318003451j:imagef:id:yuki_pokemon:20250318003448j:image

結果:⭕️

初手黒バドvsオオニューラ対面お互いに引き、思いがけずウーラvsディンルーの有利対面に。ウーラでオオニューラを処理後に黒バドを出されますが、カビゴンのアンコールで流すことに成功。その後ウーラのノマテラとカビの欠伸でバドディンルーを詰めて勝利。

 

・Winners2回戦 vsまろまく!さん 

f:id:yuki_pokemon:20250318003213j:imagef:id:yuki_pokemon:20250318003448j:imagef:id:yuki_pokemon:20250318003334j:image vs f:id:yuki_pokemon:20250318005024j:imagef:id:yuki_pokemon:20250318005048j:imagef:id:yuki_pokemon:20250318003448j:image

結果:⭕️

初手ウーラvsランド対面、ブリ引き読み蜻蛉→眼鏡アスビが決まりブリジュラスを突破。ランドが想定と違う型でやや焦るもウーラと合わせて冷静に対処でき、最後はカビの欠伸→ヘビボンで黒バドを押し切り勝利。

 

・Winners3回戦 vsHBゆーき さん 

f:id:yuki_pokemon:20250318003448j:imagef:id:yuki_pokemon:20250318003213j:imagef:id:yuki_pokemon:20250318005849j:image vs f:id:yuki_pokemon:20250318005928j:imagef:id:yuki_pokemon:20250318005931j:imagef:id:yuki_pokemon:20250318005925j:image

なんとここでゆうき対決です(tnもお互いユウキでした)。オフで同じtnの方と当たったことがなかったのでびっくりです。相手は硬そうなお名前のためこれを崩せるかが鍵になりそうです。

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結果:⭕️

試合はまずバドの妖テラバ+ウーラの蜻蛉でパオを処理。その後ミライドンに対してラグラージを無償着地させることに成功。叩きでミライドンの持ち物を落として、ウーラで相手のウーラを削った後黒バドを通して勝利。

負けられないユウキミラーを制すことができました。

 

・Winners準々決勝 vsトム さん 

f:id:yuki_pokemon:20250318010826j:imagef:id:yuki_pokemon:20250318005931j:imagef:id:yuki_pokemon:20250318010836j:image vs f:id:yuki_pokemon:20250318010847j:imagef:id:yuki_pokemon:20250318010940j:imagef:id:yuki_pokemon:20250318010907j:image

結果:✖️

これに勝てば予選抜けが決まる大事な一戦。

ウーラがフェイタル眠りを引いてしまい一気に不利になるもどうにか最速起きで繋ぐ。カビの欠伸でテンポを取りたかったが、オオニューラにしっかり咎められ大分厳しい展開に。あとはルナアーラに粘られて終わりと思いきや、ウーラと同速だったおかげでルナアーラを倒す奇跡を起こすも、最後はグラスラを耐えず負け。構築単位で厳しく割と順当負けだったと思います。

Winnersはベスト8で終了となりました。

 

【予選後】

次はLosersトーナメントに移りますが、Winnersでベスト8まで進んだことからLosersもベスト8からのスタートです。

「あれ、ルーザーズの抜けって8人だよな…」

なんとこの時点で予選抜け確定していたのです🙌

1戦もしてないLosers側での抜けはあまり実感がなく不思議な気分でした笑

 

予選抜けメンバーが決まるまでの間少し時間があったので、別のオフで仲良くなり今回同じくベスト8まで進んだシナーさんとレギュGルールでフレ戦をしました。

結果は初手ハバカミに3タテされて負けるという涙なしでは語れないものでした…😭

 

【本戦】

ついに予選抜け12人が出揃い本戦が始まりました。ここからはLosersトーナメント(レギュF)での戦いです。同じく本戦進出を決めたシナーさんやトムさんと健闘を誓い、それぞれの卓での対戦が始まりました。

↓本戦トーナメント表

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・Losers使用構築

f:id:yuki_pokemon:20250321005341j:image

↑参考というかほぼパクリですがうわっきーさんが使用していた構築をベースにしました。(無断転載のため問題あれば削除させて頂きます。)

 

・Losers準々決勝 vsスターライト さん 

f:id:yuki_pokemon:20250319213243j:imagef:id:yuki_pokemon:20250319213308j:imagef:id:yuki_pokemon:20250322053458j:imagevsf:id:yuki_pokemon:20250319213018j:imagef:id:yuki_pokemon:20250319213021j:imagef:id:yuki_pokemon:20250319213308j:image?(選出ややうろ覚えですごめんなさい)

結果:⭕️

お相手は最終2桁を多く取られている強い方です。

初手カイリューの渦外し+流星群急所被弾でお通夜状態になるも、妖テラスで次の流星群を透かしてギリギリ立て直すことに成功。

その後は渦電磁波で荒らせるだけ荒らして、剣舞ウーラを通して勝ち。

 

・Losers準決勝 vsカリー さん 

f:id:yuki_pokemon:20250319214227j:imagef:id:yuki_pokemon:20250319213308j:imagef:id:yuki_pokemon:20250319213311j:imagevsf:id:yuki_pokemon:20250319213311j:imagef:id:yuki_pokemon:20250319213308j:imagef:id:yuki_pokemon:20250319214309j:image

結果:⭕️

カリーさんとは昨年の真皇杯関東予選で一度対戦しており、その時は負けているのでリベンジマッチとなりました。

先の準々決勝と同じくカイリューの渦電磁波で荒らしまくった後、ウーラの鉢巻水流連打で倒されるも、こちらのウーラで2回剣舞を積むことができ(麻痺込み)勝利。

思えばこの辺りからカイリューの自覚がやばかった気がする…

 

・Losers決勝 vsクリフと さん 

f:id:yuki_pokemon:20250319215658j:imagef:id:yuki_pokemon:20250319215701j:imagef:id:yuki_pokemon:20250319215704j:imagevsf:id:yuki_pokemon:20250319215814j:imagef:id:yuki_pokemon:20250319215704j:imagef:id:yuki_pokemon:20250319215731j:image

結果:⭕️

ねばねばネット展開に対し渦アンコ+麻痺が強いと思い初手カイリュースタート。

カイリューはミミとウーラに麻痺を入れる+渦だけでウーラを赤ゲージまで削る活躍(豪運)を見せ、後はウーラで勝ちと思いきや、まさかのオニシズクモに光の粉避け+アクブレBダウンを引かれてしまう。最後はウーラが麻痺状態のミミに上を取られているも、痺れを引いたおかげで勝利。

粉避けはあったものの全体通してみるとこちらに運が寄っていたのでかなり申し訳ない試合でしたが、なんとかLosersトーナメントを生き残ることができました。

 

【Winners決勝→下剋上戦】

先にまるさんvsたかちーぽけさんのWinners決勝戦を観戦します。ここで得た情報がこの後の試合を分けると言っても過言ではないため、お互いの並び、技構成、持ち物、テラスタイプ、実数値などありとあらゆる情報をメモしまくりました。 多分人の試合をこんなに真剣に見たことはないと思います。(メモ用紙とペンを貸してくれたシナーさんありがとうございます🙇)

↓その時の試合メモ(超殴り書き)

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驚くことに、お互いの使用禁伝が日食ネクロズマであったため、試合の決着が着く前からvs日ネクを想定できたのは非常にありがたかったです。

 

下剋上戦 vsたかちーぽけ さん 

f:id:yuki_pokemon:20250320223503j:imagef:id:yuki_pokemon:20250320223509j:imagef:id:yuki_pokemon:20250320223507j:imagevsf:id:yuki_pokemon:20250320223530j:imagef:id:yuki_pokemon:20250320223553j:imagef:id:yuki_pokemon:20250320223550j:image

↓試合詳細はこちら

結果:⭕️

内容については配信の通りで、カイリューが鬼の自覚だったのとパオの技選択が全て噛み合ったこと、何より事前に日ネクの技構成を知れていたのがデカすぎました。特に最後は氷の礫で倒しきれなければ全員貫かれてたので、かなり際どい試合だったと思います。

以下に自分側のプレイ解説を簡潔に記載します。

Q「選出の意図は?」

→初手は誰がきても仕事できそうなカイリュー、相手の日ネクがパオに打点がない構成だったので裏にパオ、最後はブリジュラスと悩んだが、ここまで一貫してるカミに強い炎ポン。

 

Q「カイリュー日ネク対面アンコから入ったのは?」

→電磁波を打っても抜けない+外しを嫌ったのとフォトゲor竜舞の場面なので、アンコ→パオ引きが無難と判断。

 

Q「パオ日ネク対面(1回目)、氷柱押したのは?」

→ゴツメカイリューへの引きを咎めたかったのと、鬱憤ばらしはまだ見せたくなかった。

 

Q「パオ日ネク対面(2回目)、鬱憤→氷柱と入ったのは?」

→1回目の対面で氷柱を押したので、不意打ち以外の悪技はケアしづらいと思ったのと、鬱憤が半分入ったので流石にテラス切る読みの氷柱でした。

 

【結果】

なんと優勝することができました!!🏆

名のある強者が多くいた中、オフ大会での優勝は初めてのためとても嬉しいです。

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(いつの間にか描かれていたバリ上手いウインディ)

 

そして優勝賞品のトートバッグ、身代わり人形のネックピロー、ヒスイガーディのハンカチ、可愛いポケモンたちのメモ帳を頂きました!素敵な賞品を準備頂いた運営の皆様ありがとうございます🙇

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トートバッグはシックなデザインながら、要所にポケモンがデザインされててとてもかっこいいです。

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f:id:yuki_pokemon:20250320234235j:image

 

その後はシナーさん、トムさん、射命丸さん、まりさんたちに祝福を頂き、たかちーぽけさんと感想戦をしたりと楽しい時間も束の間、会場の撤収時間となりました。

2次会は残念ながら不参加としていたため、自分もここで会場を後にしBLTオフは終了となりました。次回参加できたらぜひ2次会にも参戦してみたいものです。

 

【総括】

最高の結果で終えることができ、とても思い出深いオフとなりました。この手のガチ対戦オフでは空気がピリつきやすいこともあり、なかなか相手と会話が難しいこともあるのですが、対戦したどの方も快く感想戦をしてくださりとても楽しく過ごすことができました。

特に下剋上戦では観客席から盛り上げの声が聞こえてきたり、試合後多くの方にお祝いの言葉を頂いたりとオフならではの楽しさというものを味わえました。

最後に対戦した方々、現地でお話してくれた方々、お祝いの言葉をくれた方々、対戦の盛り上げや応援をしてくれた方々、オフの準備や進行を務めた運営の方々、全ての皆様に感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

【SV S25最終82位(R2053)】スーパー社会人スタン

こんにちは、ユウキと申します。

レギュHは終わってしまいましたが、最終2桁記念としてS25の構築記事を残します。

 

【使用構築】

f:id:yuki_pokemon:20250107103722j:image

 

【経緯】

環境TOP6(f:id:yuki_pokemon:20250107161753j:imagef:id:yuki_pokemon:20250107161759j:imagef:id:yuki_pokemon:20250107161629j:imagef:id:yuki_pokemon:20250107161936j:imagef:id:yuki_pokemon:20250107161756j:imagef:id:yuki_pokemon:20250107162045j:image)に対し、

・テラス流星群でカイリュー、ガチグマ、持久力ブリジュラスを一撃で倒す

・頑丈によりガブリアス、サーフゴーに臆さない

・鉢巻マスカーニャに倒されない

ことからほぼ全員に役割が持てる眼鏡f:id:yuki_pokemon:20250107175001j:imageを初手出ししたいと考えた。

眼鏡ブリジュラスの過去記事を探したところ、以下の構築が自分の好きな対面要素がふんだんに取り込まれていたためベースとすることとした。

note.com

(無断転載のため問題あれば削除致します。)

 

初手から拘ることで相手の2体目に起点にされることを防ぐため、原案通り呪い道連れf:id:yuki_pokemon:20250107175020j:imagef:id:yuki_pokemon:20250107175241j:imageを切り返し用員として採用。

3手目のスイーパーとしては相手を選ばないフィジカルの強さと高い制圧力が欲しかったため、これも原案通りチョッキf:id:yuki_pokemon:20250107175102j:imageと鉢巻f:id:yuki_pokemon:20250107175120j:imageを採用。

最後の枠はここまでで厳しいママングライやハピラッシャ等、受け寄りのサイクルに役割が持てる両刀f:id:yuki_pokemon:20250107175349j:imageを採用。

ほぼ原案と同じとなったが上記6体で挑んだ。

 

【個体紹介】

1. ブリジュラス@拘り眼鏡

f:id:yuki_pokemon:20250107191045j:image

テラスタイプ:ドラゴン

特性:頑丈

性格:控えめ

実数値(努力値):165-×-150-194(252+)-86(4)-137(252)

技構成:流星群、ラスターカノン、10万ボルト、悪の波動

調整意図

・C…特化(チョッキガチグマを一撃で落とす確率を少しでも上げる)

・S…準速(準速サーフゴー抜き)

 

超火力ポケモン

基本的に初手出しして1体倒すのが役割。テラス流星群の火力は凄まじく、カイリューマルスケを貫通して落とす、ガチグマも余程Dに割いているチョッキ持ち以外はワンパンすることが可能。

眼鏡が確実に強い型でありながら、ブリジュラスというポケモンは型が多すぎる故に初手からテラスを切られて対応されることがほぼなく、イージーウィンを量産してくれた。

ステラテラスと悩んだがドラゴンテラスは格闘と地面を等倍にできるのが優秀で、結果的に行動回数を増やすのに繋がってくれた。

 

2. ガチグマ(赫月)@突撃チョッキ

f:id:yuki_pokemon:20250107191106j:image

テラスタイプ:ノーマル

特性:心眼

性格:控えめ

実数値(努力値):207(148)-×-141(4)-198(196+)-105(156)-73(4)

技構成:ブラッドムーン、大地の力、ハイパーボイス、真空波

調整意図

・C205(特化)ガチグマのノマテラブラッドムーン+真空波を94.1%耐え(C198なら確定耐え)

・C205(特化)シルクガチグマのノマテラブラッドムーンを確定耐え

・C203(特化)鋼テラスサーフゴーの眼鏡ゴールドラッシュを93.8%耐え

(参考記事ガチグマのDを1削りB,Sに1割いた)

 

イカれたポケモン。中でも最も対面性能が高いチョッキ+ノーマルテラス型で採用。

初手ステロガブ+カイリューサフゴ(S24最終1位構築)に対しブリジュラスから入ると、ガブにフェアリーテラスを切る人とそうでない人がおり技選択が悩ましかったが、ガチグマから入ることで高い勝率を保つことができた。またこの手の構築に採用されがちなD振りのアンコカイリューはノマテラブラム+ハイボまでは受からないため安易な引きを許さないのも強かった。

またシーズン終盤は初手襷ガチグマにブリジュラスを止められる展開が気になったため、代わりにこのポケモンを初手に置く試合も多かった。

今回は原案にもある通り、ミラーの不毛なS勝負を諦めてより対面に特化した調整としたが、vsアシレーヌにおいて上からムンフォCダウンを引いてしまう展開がそれなりにあったところだけ渋かった。

 

3. カイリュー@拘り鉢巻

f:id:yuki_pokemon:20250107104007j:image

テラスタイプ:ノーマル

特性:マルチスケイル

性格:意地っ張り

実数値(努力値):167(4)-204(252+)-115-×-120-132(252)

技構成:神速、逆鱗、地震、けたぐり

調整意図

・A…特化(H振りカイリューへの逆鱗の乱数が変わる)

・S…準速(ミラー含めなるべく多くの相手を抜きたい)

 

すごいポケモン

ブリジュラスと同様に拘りカイリューは環境に少なく、耐えると思って居座ってくる多くのポケモンを倒してくれた。マルチスケイルが残っているかつ型がわからないカイリューの前で交代するのは相手視点リスクがあるため、心理的な要素含めて目の前に通る技を押すと通ることが多かった。

鉢巻カイリューはブリジュラスやガチグマよりも技の一貫が取りづらいため、基本的に数的有利を取った後に後発で選出するようにしていた。

技構成は最強先制技の神速、最高火力技の逆鱗、鋼に打つ地震、ガチグマに打つけたぐりを採用。非テラス前提の鉢巻型としてレギュHではこれで完結していると思っている。

 

4. ミミッキュ@風船

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テラスタイプ:ステラ

特性:化けの皮

性格:無邪気

実数値(努力値):131(4)-142(252)-100-×-112-162(252+)

技構成:じゃれつく、影うち、呪い、道連れ

調整意図

・D…下降補正(無振りブリジュラスのラスターカノンで皮ダメ込み確定落ち)

・S…最速(ブリジュラス、コノヨザル等意識)

 

実はすごいポケモン

風船込みで神速、地震、スケイルショット、けたぐり等カイリューのメジャーなウエポンを全て無効にすることができる。ガブのステロ、マスカーニャの毒菱展開から出てくるカイリューはこのミミッキュに打点がないケースが多く、後投げから展開していくことができた。(風船は毒菱も踏まない)

また道連れにより本来勝てない相手を無理やり処理することができ、後投げされて面倒なガチグマやブリジュラスを多数葬ってくれた。何より読まれないのが強かった。

余談だが、道連れはサーフゴーにも効くので覚えておくと立ち回りの幅が広がる。

 

5. ヘイラッシャ@食べ残し

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テラスタイプ:悪

特性:天然

性格:腕白

実数値(努力値):257(252)-120-161(92+)-×-106(164)-55

技構成:地割れ、ウェーブタックル、欠伸、守る

調整意図

・B…カイリューのスケイルショットの乱数が変わるライン

・D…C203(特化)サーフゴーの眼鏡シャドーボールを守る挟んでほぼ2耐え

 

エグいポケモン

基本的には初手のポケモンで数的有利を取った後の2番手用員であり、ミミッキュと選択枠になる。

本構築では相手の剣舞ミミッキュを止められるのがこのポケモンしかいないため、ミミッキュ入りには確実に選出していた。

昨今は地割れを採用しないヘイラッシャも増えているが、この構築は数的有利を取り続けることが重要なため、最も対面処理能力が高い地割れを採用した。嫌われがちな技だが、一部の例外を除きHP0になったポケモンが復活する手段がない以上、これほど耐久のあるポケモンの一撃技はまあまあおかしいレベルで強いと感じている。

 

6. ドラパルト@竜の牙

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テラスタイプ:ドラゴン

特性:すり抜け

性格:せっかち

実数値(努力値):163-154(108)-85-152(252)-95-199(148+)

技構成:ドラゴンアロー、シャドーボール、流星群、身代わり

調整意図

↓こちらの構築からそのまま拝借

ohvipoke.hatenablog.com

(無断転載のため問題あれば削除致します。)

 

上記5体ではママングライサイクルや受けループを崩し切ることが出来ないため採用。この枠はマスカーニャやサイコノイズアシレーヌ等も検討したが、ブリジュラスとガチグマが呼ぶ格闘勢(オオニューラ、ケンタロス)に強いという点を評価してドラパルトを使用した。しかし構築単位で鋼テラスグライオンが重いためシャドーボールを火炎放射に変えても良かったかもしれない。

この枠を詰めきれなかったのがやや心残りではあるが、受けサイクルに対して最低限の勝率は保てたと思う。

 

【選出】

・基本

初手→ブリジュラスorガチグマ

裏→ミミッキュorヘイラッシャ+カイリューorガチグマ

 

・ママングライ系統、受けループ

ドラパルト+カイリュー+ガチグマ

 

【結果】

TN:バイオレット 最終82位(R2053.904)

f:id:yuki_pokemon:20250107181759j:image

f:id:yuki_pokemon:20250107181812j:image

 

【総括】

今期は徹底的に過去記事を漁り、環境の考察に取り組んだ上で自分に合う構築を見つけられたのが大きかった。レギュHは今までのレギュレーションと比較して、運要素や噛み合いが少ないルールだったと感じるので最後に2桁を踏めてホッとしている。

動きの再現性が高く、勝っても負けても比較的試合時間が短いため構築名をこのようにした。どうしても潜る時間を取りづらいのは社会人の痛いところだが、switchを触らずとも思考を重ねる(構築記事を読む、ダメ計をする等)ことで補えるのはこのゲームの良いところだと感じるため、今年も自分なりに取り組んでいきたい。

 

 

 

【SV S22最終102位(R2105)】鎧ガブミミガッサ

こんにちは、ユウキと申します。

最終2桁は逃しましたが、レート2100を取ることができましたのでS22の構築記事を残します。

 

 

【使用構築】

f:id:yuki_pokemon:20241003180014j:image

 

【経緯】

レギュHは自身の中でカイリュー、サーフゴー、ガチグマ、ブリジュラスの4強であることに揺るぎなかったため、これらに強いポケモンを探したところ、f:id:yuki_pokemon:20241003182235g:imageであれば

・ガチグマ以外にタイプ上強い

・マルチスケイルを貫通できる連続技の所持

・高いsと剣舞による制圧力

と強い要素を兼ね備えてるため、ここから組み始めた。

ガブリアスはガチグマの受け出しを許すため、対面上ガチグマに強く、選出抑制も期待できそうなf:id:yuki_pokemon:20241003182250j:imageを採用。

上2体は基本的に対面的な運用となるため、3枠目は対面において雑に強いf:id:yuki_pokemon:20241003182302j:imageを採用。

ここまで物理技でしか殴れないため特殊技を打てる中で最も強いと感じたf:id:yuki_pokemon:20241003182313j:imageを採用。

この4体は基本的な殴り合いは強いが、Aキュウコンを筆頭とした壁・積み展開、バトンなど絡め手に弱いためこれらに強いポケモンとして欠伸f:id:yuki_pokemon:20241003182325j:imageを5枠目に決定。

最後の枠は悩ましかったが、

・対処の難しいカイリュー、ガチグマに対し引き先になれる

・地面の一貫切り

・マスカーニャに強い

ことなどを評価しゴツメf:id:yuki_pokemon:20241003182339j:imageを採用し構築を完成させた。

 

【個体紹介】

1. ガブリアス@イカサマダイス

f:id:yuki_pokemon:20241003143624j:image

テラスタイプ:鋼

特性:鮫肌

性格:陽気

実数値(努力値):183-182(252)-116(4)-×-105-169(252+)

技構成:地震、スケイルショット、炎の牙、剣の舞

 

調整意図

S…最速コノヨザル、サザンドラウルガモス等意識で最速

 

構築の始点。王。

経緯に書いた通り剣舞+スケイルショットの制圧力が凄まじい。鋼テラスと合わせると不利な対面がほぼないため初手出し性能がとても高く、レート1900近くまで簡単に盛ることができた。

カイリューサフゴにも滅法強く、カイリューに対してはHP1でも残っていれば

・神速で落とされる→鮫肌に触れる

・それ以外→上から殴れる

ため必ずマルスケを潰した状態で次のポケモンへ繋げられるのが他のポケモンにはない強みである。

スケショに対し持久力ブリジュラスを投げられるのが最大の裏目だが初手対面してスケショから入りたいのは主にカイリューであり、カイリューに対してはアマガ引き、ミミッキュ引きの選択肢が取れる他、裏にラウドボーンを置いておくことでも詰まされる展開を防ぐことは可能。

技は一般的なダイスガブリアスの3種と、最後の枠はアーマーガアに日和たくないため炎の牙としたが、風船デカヌチャンに対して生きる場面の方が多かった。他の技にするならアイヘか身代わりが候補だと思う。

※余談だが性格がせっかち(S↑B↓)になっていたことに気付かずに使用していた。レンタルでは修正済み。

 

2. キノガッサ@気合いの襷

f:id:yuki_pokemon:20241002181702j:image

テラスタイプ:炎

特性:テクニシャン 

性格:意地っ張り

実数値(努力値):135-200(252+)-100-×-81(4)-122(252)

技構成:マッハパンチ、キノコの胞子、タネマシンガン、テラバースト

 

調整意図

・A…特化(H4振りサーフゴーに炎テラバーストが乱数1発(81.2%))

 

対面の王。

シーズン序盤はテラバースト→岩石封じで使用していたが、キノガッサに対してほぼ確実にサーフゴーを後投げされることに気づき変更した。

地面テラス地慣らしの方が無振りサーフゴーを確定で落とせるが、風船持ちがたまにいたのと、構築上アーマーガアが重いため炎テラバにしている。

キノガッサ対策をサーフゴーに一任しているプレイヤーが多かったため、逆を言えばサーフゴーさえ倒せればキノガッサは確実に通る。特に初手に明らかにキノガッサに不利を取るポケモン(ガチグマ、アシレーヌ等)が来た場合は裏に100%サーフゴーがいるため、終盤は初手にこれらが来たら問答無用で炎テラバを選択していた。ヤンキープレイではあるが勝率が重要視されるランクマッチに置いてこの動きが最も勝てる(=される)と経験から判断し、実際8〜9割ほど通った。

無振りでも乱数のため耐久振り個体には当然耐えられてしまうが、前期は拘りCSか耐久振り(キノガッサより遅い)が大半だったため、そこまで問題ではない。

岩石封じを切ったことで炎タイプと飛行タイプが厳しくなったが、対面性能を底上げするマッハパンチ、上振れ次第で超火力のタネマシンガン、最強技の胞子とどれも外すことはできなかった。

 

3. ミミッキュ@命の珠

f:id:yuki_pokemon:20241003143637j:image

テラスタイプ:フェアリー

特性:化けの皮 

性格:意地っ張り

実数値(努力値):131(4)-156(252)-100-×-125-148(252)

技構成:じゃれつく、シャドークロー、影うち、剣の舞

 

調整意図

・火力優先でASぶっぱ

 

こいつに関しては採用理由も不明瞭なため特別語ることはないが、ドラゴン環境において貴重なフェアリータイプかつサーフゴーにも打点があるのが偉かった。

当初は炎テラバを採用していたが、キノガッサを炎テラスにしたのに合わせて汎用性が高そうなシャドークローへ変更した。

 

4. ガチグマ(赫月)@突撃チョッキ

f:id:yuki_pokemon:20241002190814j:image

テラスタイプ:ノーマル

特性:心眼

性格:控えめ

実数値(努力値):211(180)-×-141(4)-187(116)-98(100)-86(108)

技構成:ブラッドムーン、大地の力、ハイパーボイス、真空波

 

調整意図

・HD…C205(特化)シルクのスカーフ持ちガチグマのノーマルテラスブラッドムーンを確定耐え(84.3〜99.5%)

C177(無補正)ブリジュラスの+1ステラ流星群を確定耐え(84.3〜99.5%)

C203(特化)サーフゴーの+2ゴールドラッシュを68.8%で耐え

・S…ミラー意識でなるべく高く

・C…なるべく高くかつ11n

 

マジレス神。Dに厚めに振ることで対特殊方面の撃ち合いに強くした。またミラーで上を取りたいため、過去の構築記事を見た中で相当速めのs86に設定している。

半端なポケモンはテラスブラッドムーンで吹き飛ぶ上に相手の攻撃は基本1発は耐えるので、雑に使っても強すぎる。それ故に鉢巻けたぐり等でワンパンを狙われやすいため初手置きよりは裏から出すパターンの方が多かった。

アーマーガアとタイプ補完が取れているため、セットで選出すると気持ちサイクル戦ができるのも地味に強い。

 

5. ラウドボーン@食べ残し

f:id:yuki_pokemon:20241003143726j:image

テラスタイプ:水

特性:天然

性格:図太い

実数値(努力値):209(236)-×-165(236+)-130-95-91(36)

技構成:フレアソング、シャドーボール、欠伸、怠ける

 

調整意図

・H…食べ残し効率意識16n+1

・B…極力高く

・S...余り(同族、アーマーガア、早いガチグマを抜けるくらい)

 

天然+積み+欠伸という展開系の構築に対して強い要素を兼ね備えている。壁始動筆頭のAキュウコンにとても強く後投げができる上、攻撃しながらcが上がるフレアソングのおかげでアンコールにも弱くない。

欠伸は壁ターンを枯らす使い方ができる他、食べ残しと合わせると「1体眠らすor引きを続けるとラウドボーンが回復する」というどちらをとっても有利展開に持ち込めるのが非常に強かった。

フレアソングと怠けるは当然確定であり残り1枠は自由だが、今回は壁+コノヨザルが重かったため大きく削りを入れられるシャドーボールとした。地獄突きで音技を止めにくる相手や貰い火持ちに対しても打点を失わず強かった。

 

6. アーマーガア@ゴツゴツメット

f:id:yuki_pokemon:20241003181101j:image

テラスタイプ:ドラゴン

特性:プレッシャー

性格:腕白

実数値(努力値):205(252)-107-154(116+)-×-123(140)-87

技構成:ボディプレス、蜻蛉返り、挑発、羽休め

 

調整意図

・HD…C205(特化)シルクのスカーフ持ちガチグマのノーマルテラスブラッドムーン+ハイパーボイスを99.2%耐え(84.9〜100.5%)

・B…余り

 

ラストピース。カイリューとガチグマに対して一旦引き先となれる他、受けが難しいマスカーニャにも強い貴重な枠。

本体の攻撃力が低すぎるため触れただけで削りを入れられるゴツメと、無限に起点にされるのを阻止するための挑発は必須であった。特に誰に勝てるわけではないが、他のポケモンが不利対面を取った時の立て直し役として優秀であったため終盤は選出率がかなり高かった。

ガチグマの上から挑発をしたいためSを落とさずに使っていたが、逆に羽休めのタイミングで大地の力を押されるリスクがあるため、Sラインは諸説あると思う。

特性はミラーアーマーも強いが能力ダウン技が環境に少ないのと、挑発と合わせて攻撃技の回数を制限できるプレッシャーの方が今の環境に合っていると感じている。

 

【選出】

※一番多いパターンを記載

・スタン系(f:id:yuki_pokemon:20241003160746j:imagef:id:yuki_pokemon:20241003161607j:imagef:id:yuki_pokemon:20241003160750j:imagef:id:yuki_pokemon:20241003160752j:image+α(f:id:yuki_pokemon:20241003161919j:imagef:id:yuki_pokemon:20241003162013j:imagef:id:yuki_pokemon:20241003162015j:image)

f:id:yuki_pokemon:20241003181507g:imageorf:id:yuki_pokemon:20241003161839j:image+f:id:yuki_pokemon:20241003160956j:imagef:id:yuki_pokemon:20241003160750j:image

 

f:id:yuki_pokemon:20241003161034j:imagef:id:yuki_pokemon:20241003161046j:image系統

f:id:yuki_pokemon:20241003160956j:imageはほぼ確、残り2体は自由。

 

f:id:yuki_pokemon:20241003181727g:image入り、他壁、バトンっぽい相手

f:id:yuki_pokemon:20241003181751j:image@2

 

・サーフゴーのいない対面系(f:id:yuki_pokemon:20241003181917j:image絡みとか)

f:id:yuki_pokemon:20241003181507g:imagef:id:yuki_pokemon:20241003161839j:imagef:id:yuki_pokemon:20241003162013j:image

 

【重いポケモン、並び】

・毒菱+キョジオーン

キョジオーンの対策自体が薄いのとアーマーガア以外は接地しているためとてもきつい。

そこまで当たらなかったため切り気味。

 

・受けループ

挑発アマガとキノガッサで頑張るが明確なキノガッサ受けがいるときつい。

 

【結果】

TN:バイオレット 最終102位(R2105.274)

f:id:yuki_pokemon:20241003153539j:image

f:id:yuki_pokemon:20241003153552j:image

 

TN:ユウキ 最終263位(R2024.261)

f:id:yuki_pokemon:20241003180059j:image

(最高レート2090.251)

f:id:yuki_pokemon:20241003154116j:image

 

【総括】

新レギュレーション1発目のシーズンで2100まで上げることができて嬉しいです。最終日終了20分前に2100にのり、その時点で92位だったので最終2桁確定チャレをするか悩みましたが、レート的にキリが良かったためそのまま保存しました。

まだまだ最上位勢と比べると構築の粗が目立つので、慢心せずに構築力をつけていきたいです。

【SV S21最終57位(R2065)】ミライハッサム結

こんにちは、ユウキと申します。

SV3度目の最終2桁を取ることができましたので記事を残します。

 

 

【使用構築】

f:id:yuki_pokemon:20240903193131j:image

 

【構築経緯】

レギュGも4か月目を迎え各プレイヤーの練度・構築完成度が上がり、付け焼き刃の構築では結果を残すのは難しいと考えたため、使い慣れている自身のS19での構築をブラッシュアップすることとした。

↓以下元の構築

f:id:yuki_pokemon:20240902162923j:imagef:id:yuki_pokemon:20240902163011g:imagef:id:yuki_pokemon:20240902162743j:imagef:id:yuki_pokemon:20240902214253j:imagef:id:yuki_pokemon:20250109011938j:imagef:id:yuki_pokemon:20250109011908j:image

yuki-pokemon.hatenablog.com

 

大まかな変更点は以下の通り。

f:id:yuki_pokemon:20240902155912j:image

テラス:電気→フェアリー

技:蜻蛉返り→マジカルシャイン

拘っていることで地面+フェアリーの並びに対し一貫する技が無くなってしまうため、第3の打点としてマジカルシャインを採用。

 

f:id:yuki_pokemon:20250109011938j:imagef:id:yuki_pokemon:20250109012152j:image

スケショコライドンに対しても安定感が増すゴツメカバルドンへ変更。交代際に剣舞をされるとミライドンがエレキフィールドを張るため欠伸で流すことができないが、フェアリーテラバーストを採用することで返り討ちとするプランを取った。

 

f:id:yuki_pokemon:20250109011908j:image

テラス:ノーマル→フェアリー

技:剣の舞→守る

ミライドンに対し守る+フェアリーテラスが強いと感じ変更(詳細は個体紹介項にて記載)。同居しがちなテツノワダチや遅いランドロス(チョッキ)にも強い。

 

f:id:yuki_pokemon:20240902162743j:image

テラス:悪→電気

技:噛み砕く→テラバースト、サイコファング→剣の舞

ママンボウ絡みやダイナ(+ヘイラッシャ)入りのサイクルを1体で見れるように電気テラスに変更。

 

f:id:yuki_pokemon:20250109012110j:image

技:挑発→地震

毒の入らない毒・鋼タイプへの遂行打点として地震を採用。

 

f:id:yuki_pokemon:20240903192322j:imagef:id:yuki_pokemon:20240903192325g:imagef:id:yuki_pokemon:20240903192327j:imagef:id:yuki_pokemon:20250109012200j:imagef:id:yuki_pokemon:20250109012152j:imagef:id:yuki_pokemon:20240903192333j:image

以上6体で挑んだ。

 

【個体紹介】

1. ミライドン@拘りスカーフ

f:id:yuki_pokemon:20240902190915j:image

テラスタイプ:フェアリー

特性:ハドロンエンジン

性格:控えめ

実数値(努力値):183(60)-×-121(4)-205(252+)-136(4)-179(188)

技構成:イナズマドライブ、流星群、マジカルシャインボルトチェンジ

 

調整意図

C…最大火力実現のため特化

S…+1最速110族抜き、+2準速80族抜き

HBD…余り

 

不動のエース。無効タイプのないマジカルシャイン+フェアリーテラスの採用により以前より格段に動きやすくなった。

フェアリーテラスは特にミラーとコライドンに強くなる他、パオジアンの剣舞不意打ちを余裕を持って耐える、ディンルーを無理やり押し切るなど強さが如実に現れる場面が多かった。

また水や氷と違いテラバーストに依存しないため、テラスに依存しない柔軟な試合展開を行える点も強力だった。

終盤はオーガポンが多かったため、草分けを一度されても上を取れるS179が生きる場面がちらほらあった。

 

2. ハッサム@とつげきチョッキ

f:id:yuki_pokemon:20240902190931j:image

テラスタイプ:悪

特性:テクニシャン

性格:意地っ張り

実数値(努力値):177(252)-165-123(20)-×-130(236)-85

技構成:バレットパンチ、蜻蛉返り、インファイト、はたき落とす

 

調整意図

A…H220(252振り)暁ガチグマにインファイトが49.0〜58.1%(98.0%で乱数2発)

HB…A172(陽気)パオジアンの+2不意打ちを確定耐え(83.6〜98.8%)、A189(特化)の場合は50.0%で耐え(91.5〜108.4%)

HD… C217黒バドレックスのアストラルビットを97.3%で2耐え(85.3〜100.5%)

       C205(特化)ハバタクカミのムーンフォース+マジカルフレイムを98.8%耐え

       C205(特化)暁ガチグマの大地の力+D−1大地の力+D−1真空波を72.4%耐え(Dダウン非考慮)

 

構築の潤滑油。ハバタクカミとガチグマへの引き先として機能させるためHDチョッキでの採用。特に特殊方面は環境にいるハッサムの中で一番硬い自信があるので、炎技以外であれば基本1発は耐える。

パオジアンの剣舞不意打ちで倒される展開が多かったため気持ちBにも振った。A特化パオジアンの+2不意打ちは50%で倒されてしまうが、特殊技に後投げする展開の方が圧倒的に多いため割り切ることとした。

基本的にこのポケモンが特殊受けとは思われないため、多くの試合で相手視点考慮外の展開を作れたと思う。

 

3. パオジアン@命の珠

f:id:yuki_pokemon:20240902190951j:image

テラスタイプ:電気

特性:災いの剣

性格:意地っ張り

実数値(努力値):155-189(252+)-101(4)-×-80-187(252)

技構成:氷柱落とし、テラバースト、不意打ち、剣の舞

 

調整意図

A…火力重視特化

B…ウーラオスの水流連打、カイリューの鉢巻神速の乱数がズレるため余り4振り

 

破壊神。ミライドンと合わせることで凄まじい制圧力を誇る。

珠+電気テラバーストの構成は受けサイクルに滅法強く、受け出しにきたヘイラッシャを残飯回復込みでも確2、また耐久振り水ウーラオスエレキフィールド下であればHBママンボウも一撃で処理することができるのが強かった。

剣舞は主にvsルギア等を想定して入れたが、ルギア軸には結構負けたので別の対策を用意すべきかもしれない。

 

4. ガチグマ(原種)@火炎玉

f:id:yuki_pokemon:20240902191015j:image

テラスタイプ:フェアリー

特性:根性

性格:陽気

実数値(努力値):205-192(252)-125-×-101(4)-112(252+)

技構成:空元気、地震、草分け、守る

 

調整意図

HD…臆病ミライドンの等倍眼鏡テラバーストを確定耐え

S…最速(+1で最速グライオン、+2で黒バドレックス抜き)

 

今までミライドンミラーではSの速いミライドンで圧をかけ、先にテラスを切らせてこちらのミライドンを通すプランを組んできたが、段々とミライドンミラーでテラスを切らないプレイヤーが続出したのと、裏にテツノワダチ等明確なミライドン受けが存在する場合ミライドン単体で崩すのは難しいため、別ルートでの対策を考えることとした。

そこでフェアリーテラス+守るガチグマであれば、いわゆる「ミライドン受け」に弱くなく、守る→テラス空元気と入ることで流星群を透かし、ミライドンを処理できると考え採用とした。

上手いプレイヤーは1ターン目に即鉢巻ウーラオス引きをしてくるが、裏にミライドンがいる関係で次のターンはインファイトを押してくるため、テラス草分けでSを逆転しつつウーラオスを処理することができる。また先にガチグマにテラスを切る展開になっても、こちらのミライドンと合わせると相手のミライドンの技が一貫しづらいため相性補完の面でも強力だった。

また、ノーマルタイプであることで黒バドのアストラルビットの一貫を切れ、ガチグマ→ハッサムと交代することで安全に着地することができる強みもあった。

 

5. カバルドン@ゴツゴツメット

f:id:yuki_pokemon:20240902214220j:image

テラスタイプ:フェアリー

特性:砂起こし

性格:腕白

実数値(努力値):215(252)-132-187(252+)-×-93(4)-57

技構成:地震、テラバースト、怠ける、吹き飛ばし

 

調整意図

A…妖テラバーストで耐久無振りコライドンを確定1発(102.8%〜)、H252振りコライドンに対し妖テラバースト+砂ダメ×2で87.5%で処理

HB…物理受けのため特化

S…最遅60族抜かれ(ママンボウ、ついでにラグラージ意識)

 

vsコライドン滅殺兵器。

同じくコライドン受けのヘイラッシャと異なる点として、

・高速再生技持ち

・砂による恩恵(古代活性を阻止、定数ダメによる襷潰し)

上記2点が優秀だと感じる。

ミライドン軸はエレキフィールド下が前提となるため、ヘイラッシャやカバルドンの「欠伸」によるコライドン対策が難しい。そこでカバルドンにフェアリーテラバを採用すればコライドンを簡単に処理できると考えた。

カバルドンに対しコライドンが突っ込んで来ないと思うかもしれないが、ミライ軸である以上カバ引きに対して剣舞をされてしまうと欠伸で流すことができず不利展開をとってしまう。しかしこの型にすることで上記問題を解決した。

環境にいる剣舞コライドンはほぼスケショ持ちのため、スケショを透かしテラバーストで処理。この動きをコライ軸に対し10回以上は決め、vsコライの勝率は8割を越えていたと思う。

他の技はテラスしたコライドンへの打点として地震、サイクル介入に必須の怠ける、特にザシアンやグライオンを一度流せることを評価して吹き飛ばしとしたが、挑発ランドロスがきつかったため氷の牙を入れても良いと思った。

 

6. グライオン@毒々玉

f:id:yuki_pokemon:20240902204838j:image

テラスタイプ:水

特性:ポイズンヒール

性格:陽気

実数値(努力値):179(228)-115-145-×-102(52)-158(228+)

技構成:地震、毒々、身代わり、守る

 

調整意図

H…身代わりHP=ポイズンヒール回復×2を実現できる中で最高値

D…余り

S…最速ランドロス抜き

 

主にテラパゴス、白バド、ルナアーラあたりを相手してもらうために今期も採用。S振りのおかげで眼鏡テラパゴスやルナアーラも一方的に嵌めることができる。

水テラスが生きる場面は多く、パオや白バドの氷技・ウーラオスの水流連打を半減し、無理やり毒を入れて倒していく展開も少なくなかった。

今期は地震を採用したが毒が入る相手にはみがまもでの削りが成立し、毒が入らないポケモン地震が抜群で入るというシンプルながら強力なシナジーを改めて感じた。

S19の時には気づかなかったがカイオーガに対してもテラスを切りながら毒を入れ、スカーフであればミライドン引き、それ以外であれば守る身代わりで嵌められるのでオーガ軸に対しても積極的に出していった。

 

【選出】

(各禁伝ごと一番多かったものを記載)

・vsf:id:yuki_pokemon:20240902210118j:image

f:id:yuki_pokemon:20240902210144j:imagef:id:yuki_pokemon:20240902210148g:imagef:id:yuki_pokemon:20250109012621j:image

スカーフ以外にはミライドンが上を取れ、スカーフはガチグマとハッサムで一貫切りを行えるため最も安定する選出。

 

・vsf:id:yuki_pokemon:20240902210144j:image

f:id:yuki_pokemon:20240902210144j:imagef:id:yuki_pokemon:20240902210148g:image@1もしくは初手f:id:yuki_pokemon:20250109012621j:image

ミライドンとハッサムで相手のミライドンの技の一貫を切りつつ立ち回る。相手にテツノワダチなどの明確なミライドン受けが存在する場合は、初手ガチグマから展開。

 

・vsf:id:yuki_pokemon:20240902210751j:image

f:id:yuki_pokemon:20240902210144j:imagef:id:yuki_pokemon:20250109012636j:imagef:id:yuki_pokemon:20240902210928g:image

相手の選出はほぼカミコライ@1なのでこちらもハッサムを投げる。コライドンにカバルドン、ハバタクカミにハッサムを後投げできるのでかなり有利。

 

f:id:yuki_pokemon:20240902211125j:image

f:id:yuki_pokemon:20240902211203j:imagef:id:yuki_pokemon:20250109012636j:imagef:id:yuki_pokemon:20240902210928g:image

コライドンと同様にザシアンにはカバルドンを投げるが、A特化だと巨獣斬2発で高乱数で落とされるので気をつけたい。ザシアンが地面テラスだときつい。

 

f:id:yuki_pokemon:20240902211646g:image&f:id:yuki_pokemon:20240902212229g:image&f:id:yuki_pokemon:20240902212500j:image&f:id:yuki_pokemon:20240902212636j:image

f:id:yuki_pokemon:20240902211657j:imagef:id:yuki_pokemon:20240902211730j:imagef:id:yuki_pokemon:20240902212832g:imageorf:id:yuki_pokemon:20240902212604j:image

耐久の高い中速禁伝に対してはグライオンを中心に試合を組み立てる。ホウオウなど受け寄りのサイクルにはパオジアンを投げる。

 

f:id:yuki_pokemon:20250109012800j:image

f:id:yuki_pokemon:20240903181610j:imagef:id:yuki_pokemon:20240903181604j:imagef:id:yuki_pokemon:20240903181607g:image

オーガはほとんどがミライドンに強いテラスのため、初手に対面することは避けたい。グライに水テラスを切る展開がほとんど。

 

f:id:yuki_pokemon:20240902212949j:image

f:id:yuki_pokemon:20240902213030j:imagef:id:yuki_pokemon:20240902213032j:image@1

パオやミライで圧をかけテラスを切らせてから詰めていきたい。

 

f:id:yuki_pokemon:20250109012941g:image(+毒菱)

f:id:yuki_pokemon:20240902213030j:imagef:id:yuki_pokemon:20240902213032j:image@1

不利構築。運が良くないと勝てない。

 

【結果】

TN:ユウキ 最終57位(R2065.345)

f:id:yuki_pokemon:20240902213554j:image

f:id:yuki_pokemon:20240902214704j:image

 

TN:バイオレット 最終109位(R2044.635)

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f:id:yuki_pokemon:20240902214845j:image

 

【総括】

SV3度目の2桁なので素直にうれしいです。その内2回はレギュGで取っているので、このルールが自分に合っていたんだと思います。

禁伝ルールについては賛否あると思いますが、同じ並びの構築しか当たらなかったレギュFよりは構築にバリエーションが生まれ、所謂「噛み合い」が減っていたこの環境はやっていて楽しかったです。

また4か月後までさらばミライドン。

 

【SV S19 最終63位(R2090)】リベンジミライハッサム

こんにちは、ユウキと申します。

久々に2桁に残ることができたので使用構築を紹介したいと思います。

 

 

【使用構築】

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※レンタルはレギュG期間中は残そうと思います。

 

【構築経緯】

以前有名強者の方が配信で使用していた、スカーフf:id:yuki_pokemon:20240702162628g:image+珠f:id:yuki_pokemon:20240702162636g:imageの並びが攻めの補完に優れている+高速高火力の押し付けが強いと感じたため軸とすることとした。

この2体で厳しいハバタクカミ、暁ガチグマに対し引き先となれるHDチョッキf:id:yuki_pokemon:20240702162643g:imageを3枠目に採用。

拘りミライドン+パオジアンは地面+パオジアン受け(ヘイラッシャ、テツノカイナ、ママンボウ等)に対し窮屈な立ち回りを強いられるため、第二の補完枠としてこれらを纏めて破壊できるf:id:yuki_pokemon:20240702162652g:imageを採用。

ここまででコライドン・ザシアンを舐めているのでf:id:yuki_pokemon:20240702162700g:imageを採用。

最後の1枠はテラパゴス、ホウオウ、ルナアーラ、白バドレックス等耐久の高い中速禁伝に対して崩しを行える挑発f:id:yuki_pokemon:20240702162708g:imageを採用。

f:id:yuki_pokemon:20240702162628g:imagef:id:yuki_pokemon:20240702162636g:imagef:id:yuki_pokemon:20240702162643g:imagef:id:yuki_pokemon:20240702162652g:imagef:id:yuki_pokemon:20240702162700g:imagef:id:yuki_pokemon:20240702162708g:image

以上6体で挑んだ。

 

【個体紹介】

1. ミライドン@拘りスカーフ

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テラスタイプ:電気

特性:ハドロンエンジン

性格:控えめ

実数値(努力値):183(60)-94-121(4)-205(252+)-136(4)-179(188)

技構成:イナズマドライブ、流星群、ボルトチェンジ、蜻蛉返り

 

調整意図

C…最大火力実現のため特化

S…+1最速110族抜き、+2準速80族抜き

HBD…余り

 

本構築の主役。

ボルトチェンジ、蜻蛉返りにより出し負けをケアすることができるためほとんどの試合で初手出しをした。一致技が両方無効タイプを持つため技選択が難しいポケモンではあるが、電気無効枠がいない構築に安直に電気技を押さない(地面テラス警戒)等、即負けになるような立ち回りをしないよう心掛けた。上記を考えると拘らない方が立ち回りの柔軟性は増すが、特に黒バド、パオジアンの上を取れることを評価しスカーフで使用し続けた。

スカーフミライドンの中でもかなりSに割いているためミラーは基本上を取ることができ、初手対面でボルトチェンジハッサム出しと動くことで流星群、マジカルシャイン、氷テラバいずれもケアすることができる。この動きが出来た試合はこちらのミライドンを通せることが多く、vsミライドンにおいて高い勝率を維持することができた。

 

2. ハッサム@とつげきチョッキ

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テラスタイプ:悪

特性:テクニシャン

性格:意地っ張り

実数値(努力値):177(252)-165-120-×-132(252)-86(4)

技構成:バレットパンチ、蜻蛉返り、インファイト、はたき落とす

 

調整意図

A…H220(252振り)暁ガチグマにインファイトが49.0〜58.1%(98.0%で乱数2発)

HB…A172パオジアンの不意打ちが42.9〜50.8%(97.3%で2耐え)

HD… C217黒バドレックスのアストラルビットが確定3発(41.2〜49.7%)

       C205(特化)ハバタクカミのムーンフォース+マジカルフレイムを98.8%耐え

       C205(特化)暁ガチグマの大地の力+D−1大地の力+D−1真空波を80.7%耐え(Dダウン非考慮)

 

 

D方面にめちゃくちゃ厚いハッサム

一般的なミライ軸のハッサムはBに厚いケースが多いが、今回はD振り+チョッキを持たせることでミライドンが対処しづらいハバタクカミ・暁ガチグマに役割を持たせた。上記2体に後投げできるのが構築内でハッサムしかいなかったため、自ずと選出率は高かった。

技構成は一致先制技のバレパン、対面操作技の蜻蛉返り、特に黒バドへ有効な叩き、暁ガチグマを大きく削るインファと、どれも変える余地がない必要なものである。

ここまでDに厚いと黒バドレックス、暁ガチグマに対し後投げができ、相手視点見えづらい詰め筋として機能させることができた。(例として、アストラルビットを2発耐えるので黒バドに後投げ→叩き落とすによりこちらのミライドンを通す。ミライドンミラーでハッサムに引くことでテラスを切らせる、流星群を受ける等)

テラスは悪を選択。アストラルビットと不意打ち半減で役立つ場面が多かった。

 

3. パオジアン@命の珠

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テラスタイプ:悪

特性:災いの剣

性格:意地っ張り

実数値(努力値):155-189(252+)-101(4)-×-80-187(252)

技構成:氷柱落とし、噛み砕く、サイコファング、不意打ち

 

調整意図

A…火力重視特化

B…ウーラオスの水流連打、カイリューの鉢巻神速の乱数がズレるため余り4振り

 

ミライドンとの攻め相性補完が凄まじく高い。

ミライドンを受けるために地面タイプ(テラス)の選出を半強制させるが、そこを破壊するための原案通り珠での採用。地面タイプと対面させた時、相手は地面タイプにテラスを切れないため(ミライドンが一貫するため)大きく負荷をかけられる点が強い。

また、A特化+珠+悪テラス不意打ちにより縛り性能がとても高く、鉢巻と違い変に交代読みをする必要がないため使いやすかった。

地面に後出しをして氷柱落としを打つと大体水ウーラオスに受けられるのでサイコファングを採用した。スカーフ以外のラオスは基本耐久に割いている個体が多く、氷柱落としのダメージから判断して耐久振りと感じたらサイコファングで破壊していた。

 

4. ガチグマ(原種)@火炎玉

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テラスタイプ:ノーマル

特性:根性

性格:陽気

実数値(努力値):205-192(252)-125-×-101(4)-112(252+)

技構成:空元気、地震、草分け、剣の舞

 

調整意図

S…最速(+1で最速グライオン、+2で黒バドレックス抜き)

 

第二の破壊枠。パオジアンよりも低速だがその分受け出し不能レベルの超火力を持つ。

パオジアンが出しづらいヘイラッシャ、ママンボウ入りの構築に対してはガチグマを崩し役として選出した。ミライドンやハッサムが対面操作技を持つので、火炎玉発動のラグはほとんど気にならなかったのが良かった。

最速のメリットとして、増えていたゴツメカイリューランドロスの上を取れるケースが多く、試合展開を有利に作れることが多かった。

ゴースト技の一貫を切れることもあり黒バド軸には結構出していたと思う。

 

5. ヘイラッシャ@ゴツゴツメット

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テラスタイプ:フェアリー

特性:天然

性格:腕白

実数値(努力値):257(252)-120-183(252+)-×-86(4)-55

技構成:地割れ、ウェーブタックル、守る、眠る

 

調整意図

HB…物理受けのため特化

 

諸説あるコライドン、ザシアン受け枠。

ザシアンに対しては滅法強かったがコライドンに対してはスケショ+アイアンヘッドが受かっていない等課題もあったしそもそも出さない試合もあった。

攻撃技は雪雪崩やヘビーボンバーも試したが結局この構成に落ち着いた。

地割れをよく当ててくれたのが一番強かった気がする。これだけ耐久あるポケモンがなぜ地割れを覚えるのだろうか。

 

6. グライオン@毒々玉

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テラスタイプ:水

特性:ポイズンヒール

性格:臆病

実数値(努力値):179(228)-90-145-×-99(28)-161(252+)

技構成:毒々、挑発、身代わり、守る

 

調整意図

H…身代わりHP=ポイズンヒール回復×2を実現できる中で最高値

A…個体値0(タイプ一致イカサマを身代わりが75%耐え)

D…余り

S…最速(ミラー意識)

 

テラパゴス、ホウオウ、ルナアーラ、白バドレックス等、数は多くないが一定数いる中低速禁伝に対して強い点を評価して採用。特に終盤にかけて増えていた眼鏡テラパゴス+ミミッキュのような構築に対しては一度も負けなかった。

グライオンの最も隙が生まれるのは身代わりがない状態で守るを押すターンだが、当然相手もグライオン無対策の選出はしてこないため、余裕があるときは2連身代わり、毒を押すようにしていた。これはテラパゴスのロックカット、白バドのトリックルームなどS操作技に抗う手段としても覚えておきたい。

水ウーラオスでみがまもループを脱してくる相手が多かったため、テラスタイプは水を選択。最速鉢巻ラオスだけきつかったが、いなかったため割り切った。

本来勝てないポケモンと対面しても条件が揃えば身代わり守るだけで勝ててしまうこのポケモンは、対戦においても異質な存在であると感じている。

 

【選出】

・基本

f:id:yuki_pokemon:20240702163034g:imagef:id:yuki_pokemon:20240702163037g:imagef:id:yuki_pokemon:20240702163040g:imageorf:id:yuki_pokemon:20240702163046g:image

半分以上はこの選出。初手はほぼミライドン

先制技が欲しい場合はパオジアン優先。ヘイラッシャ、ママンボウなどがいる場合はガチグマ優先。

 

・vsf:id:yuki_pokemon:20240702172522g:imagef:id:yuki_pokemon:20240702172532g:image

f:id:yuki_pokemon:20240702172550g:imagef:id:yuki_pokemon:20240702172627g:image@1

暁ガチグマがいたらハッサムを投げる。

 

・vsf:id:yuki_pokemon:20240702174255g:imagef:id:yuki_pokemon:20240702174306g:imagef:id:yuki_pokemon:20240702174301g:imagef:id:yuki_pokemon:20240702174319g:imageなど

f:id:yuki_pokemon:20240702174354g:image@2

ホウオウ軸には初手グライオン。ミライドンを投げないこともたまにある。

 

【重い相手】

○禁伝

・電気テラスチョッキコライドン

→基本勝てない。

・ムゲンダイナ

→型がわからず炎技があるためハッサムで濁しにくい。

ギラティナ(オリジン)(+パオジアン受け)

→こちらのガチグマが出せないためきつい。

 

○一般枠

・未来パラドックス全般

 

【結果】

TN:バイオレット 最終63位(R2090.114)

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【総括】

約1年ぶり、SVでは2回目の最終2桁を取ることができました。前期(S18)終盤から似たようなミライドン構築を使っていたのですが、最終日に溶かしてしまったり、真皇杯で全然勝てなかったりと構築解散を考えたこともありました。

しかし最後の最後まで諦めずに立ち回りを突き詰めることで、何とか最後に勝ち切ることができました(記事名のリベンジはここからきています)。伝説ルールは得意な方だと思ってるのでまた頑張っていきたいです。